パソコンユーザの悪戦苦闘生活 -6ページ目

平成17年 問7

平成17年 問7



 1件のデータについて、読み取りに40ミリ秒、CPU処理に30ミリ秒、書き込みに50ミリ秒
かかるプログラムがある。このプログラムで、n件の書き込みに併せてn+1件目のCPU処理と
n+2件目の読み取りを並行して行うと、1分あたりの最大データ処理件数は幾つか。
ここで、OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。



(ア)500



(イ)666



(ウ)750



(エ)1,200


____________________________________________


・プログラムの最大処理件数



 1件のデータ処理の順番は「読み取り→CPU処理→書き込み」となる。
n件目の書き込み処理に併せてn+1件目のCPU処理とN+2件目の読み取りを並行して
行うことから、以下のような図で表わすことができる。
○:読み取り処理 ◎:CPU処理 ●:書込み処理


n件目  ○○○○◎◎◎ ●●●●●
n+1件目    ○○○○◎◎◎  ●●●●●
n+2件目        ○○○○ ◎◎◎  ●●●●●
n+3件目             ○○○○ ◎◎◎  ●●●●●


n件目のCPU処理に併せてn+1件目の読取りを行い、n件目の書き込みに併せてn+1
件目のCPU処理n+2件目の読取りを行う。
 書き込み処理が50ミリ秒で、この時間に併せて他の処理を行っているので、書き込み時間
を基準に計算すると、
  
 60[秒]×1000[ミリ秒]÷50[ミリ秒]=1200

従って、正解は(エ)。


答え(エ)





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平成17年 問6

平成17年 問6


 M/M/1の待ち行列モデルにおける、平均待ち時間(W)と窓口利用時間(ρ)の関係で、
ρが0.25から0.75になったとき、Wは何倍になるか。



(ア)1/3



(イ)3



(ウ)4.5



(エ)9



____________________________________________



・M/M/1の待ち行列モデル。



  待ち行列モデルは、(到着間隔)/(サービス時間)/(窓口数)で表わされ、到着分布、サービス
 時間がランダムで窓口数が1つであるモデルをM/M/1モデルという。


  平均待ち時間(W)と窓口利用率(ρ)の関係は、以下の式で表わすことができる。

 待ち行列=窓口利用率/(1-窓口利用率)
 平均待ち時間=待ち行列×平均サービス時間


 よって、

 W=ρ/(1-ρ)×S
 
 W:「Wait」の頭文字で、待ち時間
 ρ: 窓口利用率。単位時間あたりのサービス割合
 S:「Service」の頭文字で、サービス時間


   問題は、ρが0.25から0.75になった時のWが何倍であるかを聞いているので、先ほどの式に当て
  はめると、

 ρ=0.25のとき W1=0.25/(1-0.25)×S=1/S
ρ=0.75のとき W2 =0.75/(1-0.75)×S=3S

W1:W2=1/3S : 3S=1:9


Wは9倍になる。

 

 したがって、(エ)が正解。


答え(エ)





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平成17年 問5

平成17年 問5


 フラグメンテーションに関する記述のうち、適切なものはどれか。



(ア)可変長ブロックのメモリプール管理方式では、様々な大きさのメモリ領域の会得や返却を行っても
   フラグメンテーションは発生しない。



(イ)固定長ブロックのメモリプール管理方式では、可変長ブロックのメモリプール管理方式よりもメモリ
   領域の会得と返却を早く行えるが、フラグメンテーションが発生しやすい。



(ウ)フラグメンテーション発生によって合計としては、十分な空きメモリ領域があるにもかかわらず。
   必要とするメモリ領域を会得できなくなることがある。



(エ)メモリ領域の会得と返却頻度が高いシステムでは、フラグメンテーションの発生を防止するため、
   メモリ領域が返却されるたびにガーベージコレクションを行う。

____________________________________________


・メモリのフラグメンテーション



・メモリ上で、大きさの異なる領域の獲得と解放を繰り返すと、メモリ上の領域が分断された形になる。
 このように領域が断片化された状態をフラグメンテーションという。フラグメンテーションの発生に
 よって、断片化された領域を合計すれば十分な領域があったとしても、連続した領域を会得できない
 ことがある。



(ア)可変長ブロックで管理している場合、メモリの獲得と返却を繰り返すとフラグメンテーションが
   発生するので誤り。



(イ)固定長ブロックで管理している場合、メモリの獲得と返却において細切れになる領域は発生しない
   ので誤り。



(エ)分断された空き領域を、1つの連続した領域として使えるようにすることをガーベージコレクション
   といい、フラグメンテーションを解消するために行うことができるが、性能の低下を招くので、メモリ
   領域を返却するたびに行うことはない。



従って正解は(ウ)。


答え(ウ)





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