振り返ると何の思い出もない中学3年間。

初めての行事の運動会も自転車で転けた直後で見学。

その直後突然不登校になった娘。

それ以来なんの行事にも参加していないから思い出なんて何にもない。

このご時世だからお泊まりはなくて1日目は県内。
それを聞いた娘が突然修学旅行行きたいと言い出した。

「ふぁぁぁ〜?」

声にならない声が心の中で弾けましたよ。

親としては反対したい。
だって絶対いい結果見えないじゃん。

けどせっかく前を向いた娘にそんなこと言えない。

絶対イジメ的何かが起きる。
学校こねぇのに何こんな時だけ来てんだよとか言われるじゃん。

心配しかないからソワソワしまくるpokoを横目にワクワクしているココさん。

当日の朝もワクワクしながら車から降りて行ったよ。

けどねpokoと離れた後先生が言うにはカバンを手の色が変わるぐらいギュッと握って強張った顔でバスのシートに固まって座ってたんだってさ。
心配させないために笑顔で車から降りたのに本当は誰よりも怖かったんだよね。
聞いた時は泣いちゃいました。

最初の目的地で先生と2人でウロウロしてたんだけどそのうち幼稚園や小学校の時からのお友達に声掛けてもらってその日1日楽しく過ごしたらしい。
本当に良かった。

きっと先生も意地悪しそうな子が寄ってこないように警戒してくれていたんだろうな。
本当に感謝しかない。

帰ってきてからはもうずっと喋ってるココさん。
もう中学生活に悔いはないらしい。

親が勝手に最悪のことを想定して可能性を潰しちゃいけないって勉強になりました。

これからも自分で決めた道を反対せずに見守らなきゃだな。

夜は8時にはぐっすり眠る娘を見て最悪の結果になった後にこれからは手助けしようと誓うpokoでした。