後輩の男の子からのお誘い。
「31日、土曜日なんですけど雇用セミナーありますよ、行きます??」
休日に仕事する気になったか・・・と感動しつつ、
「お、障害者雇用の件でしょ。今アツいもんね!いくっ!!」
と返事。
聴講料1000円、懇親会費3000円だった。
「ま~、この手のセミナーは福祉的な話だろーな、割高だろうな」
とは予想がついた。
セミナー内容は
雇用を成功させている企業のケーススタディ。
人事担当者の話を聞く。
1社めは知的障害者のみを雇用し続け、社員の70%が障害者という会社。カンブリア宮殿でも
紹介されているので知っている人も多いと思う。
「障害者の人が仕事ができないのは、指導・教育方法が悪いから。」
「作業に人を合わせるにでなく、作業を人に合わせればいいだけのことだ。」
まったくその通りだわ・・・。
でも、実際にはなかなかできない。
障害者雇用は昨年末の法改正で、法定雇用率を達しない会社の、ペナルティを受ける企業規模が
拡大されたり、
運輸や建設など除外率珴認められていた業種でも一律10ポイント引き下げなど
焦りだす企業が増えるのではと感じている。
実際クライアントから問い合わせも多かったので、
今回誘ってくれた後輩と、ウチで扱っている媒体で特集をくもう、と企画書をつくって営業をかけているところ。
「企画できたら持ってきてよ、検討するから」
「障害者雇用の企画ないの?そういうニーズならあるよ」
と言ってた企業も、この景気の波で採用自体がストップしていたり
着手しようと思ったけど、扱いがわからないからペンディング
と腰が引けている。
セミナーを聞いて、また、NPO法人で障害者支援している人たちと情報交換していると
偏見が強かったり、「障害者=重度」をイメージしていたり、「障害者=身体障害者」と思っている
人がとても多いとわかった。
障害があっても、根性が据わっていたり、能力が高かったり、感性が鋭いこともある。
ハンディキャップがあるがゆえに、負けず嫌いになることもある。
人材を扱う業界にいると、もっと優秀な人を囲い込むのに柔軟な発想すればいいんじゃない?と
思う。
障害者を雇うことを慈善的に考える社会もおかしいと思う。
「給付金をもらえるからたくさん採用しましょう」「ペナルティが大きいから採用したいんですけど」
って大きい声で言えばいいのでは。
コストの観点で考えればもっともっとすんなり理解しやすい問題だと思う、変にいい人ぶるから
雇用も進まないし腫れ物を触るような議論になったりする。
勉強不足だからそんな風に思うのかもしれない。
自分もカラダが人よりかなり弱いハンデを持ちながら仕事をしているので
社会にたいしておっかしーな、と思うことも多い。
雇用促進のために、広告屋としてできることは、障害者雇用がUIターンとか第2新卒採用とかと
同じくらいの感覚で掲載される土壌をつくること。
先は見えないながらも何とかなるかなと思ってる。