先日PCをWindowsとLinuxでデュアルブートにしましたが、一つ問題が起きました。

 

Linuxを使用した後にWindowsを立ち上げると時計が狂う。

例:Linux14:00→Windows5:00

 

どうして狂うのかと調べてみたら、どうもLinux立ち上げ中にPC内の時計が日本標準時から世界標準時に変わってしまうようなのです。

Linuxのデフォルトの設定では、世界標準時から日本時間に変換して表示するのですが、WindowsではPC内の時計が日本時間であるという前提で動作するため、時計が狂ってしまいます。

 

というわけで、Linux使用中のPC時間が日本標準時間になるよう設定していきます。

 

まずは現在の設定を確認。

$ timedatectl status

すると、"RTC in local TZ: no"とでてきます。

RTCはコンピュータ内の時計(Real Time Clock)で、ここではローカルタイムがOFFになっています。(つまり世界標準時に合わせている)

続いてローカルタイムをONにします。

$ timecatectl set-local-rtc true

これで"RTC in local TZ: yes"となれば、PC内の時計が日本時間に変わっているはずです。

ついでに警告文も表示されます。

 

これで、Windowsを再立ち上げすると…

無事、時計のずれ問題が解消しました。

これでWindowsでいちいち手動で同期をとらなくて済みそうです。