西アフリカのガーナで、イースターに合わせて開催されるパラグライディングフェスティバルに今年もタンデムパイロットとして参加してきました。このフェスティバルはガーナ観光局が主催する一大イベントですでに長い歴史があります。私は12年前から参加させていただいています。このフェスティバルでは各国から集まったタンデムパイロット(今年は7名)が、イースターに休暇に来られたみなさんを対象にタンデムフライトを行います。ここ数年は、予約制にしているようですがビッグデーとなる土曜日は100名近くの予約があったそうで、朝は日暮れまで飛んでも追いつかない人数です。アフリカらしいといえばアフリカらしいです。everything's gonna be alright! (うまくいくよ!)といった感じです。

 

例年に比べると、なにやら風が強めに感じました。やはり世界的に気候変動というものがあるのでしょうか。最終日はガストが強すぎて早めに終了となりました。それでも期間中、28本のフライト。パッセンジャーの方はガーナ、ナイジェリア、中国、ドイツ、オーストラリア、中国そして日本。日本の方はJICA(ジャイカ)から派遣され現地で働くみなさんです。

予約は順番はあってないようなもので、日本のみなさんはおとなしく待っていると順番が回ってきそうもないので、パイロット特権で早めに飛ばせてもらいました。なんとか日暮れギリギリに間に合いました。よかったです!

 

ここでのフライトはすべてが非日常。テイクオフには会話できないほどの大音量で音楽が流れ、昼もすぎると多くの観光客の方であふれかえっています。ヒューマンエラーを起こさないようにいつものルーティンで準備、テイクオフを心がけます。テイクオフはやや特殊な形状でテイクオフのエッジ付近はコーンケーブ(斜面が逆に反っている)しており、風を選ぶのが非常に重要です。それでも飛んでしまうと最高のロケーション、アフリカを体いっぱいに感じることができます。着地をすると大勢の子供たちがお出迎え、TVのインタビューもあったりで・・・やはりガーナ観光局が推す年間最大のイベントです。

 

そんなこんなで無事終了しました! フェスティバルの模様はガーナ観光局のFACEBOOKに動画がたくさんアップされていますので、ぜひご覧ください。