Show me the money~~~ザ・エージェント。
世間は年末と言うことで”レコード大賞”とかやってましたが、
私はスルー・・・
せず、奥様の後輩(会ったことも無く、ただ高校が同じというだけです。。。)が
「トイレの神様」という歌を歌っているらしいので、テレビを見ていました。
良い歌だと思いました。
さて。
前記事。シラキュース大学。
このカレッジの一番の大物OBといえば・・・
カーメロ・アンソニー?
ジム・ボーハイム?
ドノバン・マクナブ?
デビッド・フォークかもしれません。
マイケル・ジョーダンの選手生活を支えたネゴシエーションの鬼。
'90年代のピーク時には100名以上を超えるNBA選手をクライアントにもち、
契約を一手に引き受け、選手を大金持ちにさせて、自分も大金持ちになった、
かつてデビッド・スターンに続く”実力者”と呼ばれたフォーク。
↓SLAM ONLINEより。
ジョーダン引退後、この方もおとなしく?なりましたが、エージェントの力は
もはや無視できません。選手に代わってネゴりまくり、です。
本記事のタイトル、「Show me the money」は、トム・クルーズ主演映画
”ザ・エージェント(邦題)”の中のセリフです↓
彼らエージェントを見ていると、様々な人間相関図が浮かんできて面白いです。
今回は現在のトップエージェントを。
まずはロブ・ペリンカ。
この名前を聞いて「ああっ」となる方はかなりのバスケットボールマニアでしょう。
ミシガン大学時代に1989年NCAA優勝。ファブ5とともに、'92、'93年と準優勝を
経験した元選手です。ベンチから出てくる典型的なロールプレイヤーでした。
↓#3です。
同大学のロースクールを出た弁護士で、コビー・ブライアントを顧客に抱える、
現在ナンバーワンの代理人として知られます。まだ若いのに凄腕です。。。
他のクライアントはKobeのチームメイト、D・フィッシャー、カルロス・ブーザー、
エリック・ゴードン、アンドレ・イグォダラなどなど・・・。
ペリンカは選手の「質」が高いですね。
ちなみに元チームメイトで、ファブ5唯一の現役、ジュワン・ハワードは
フォークの顧客。
ペリンカはランドマークスポーツエージェンシー を立ち上げ、
自らが選手の代理人として活躍しています。
続いては、同じくミシガン大学出身のアーン・テレム。
彼は日本でも有名です。
メジャーリーガーの、松井秀喜選手のエージェントでもあるからです。
彼は抱えている数がすごい(質もですが)。ポウ・ガソル、ジョー・ジョンソン、
T-Macにラッセル・ウェストブルック。
そして注目はロバート・スウィフト。
東京アパッチにやって来た、2004年NBAドラフト12位指名の7フッター。
テレムはワッサーマンメディアグループ というエージェンシー(会社ですね)の
トップエージェント。一応、雇われの身なので、ペリンカと違って経営よりも
選手のサポートに専念できるため、多くのクライアントを抱えることが可能。
このエージェンシーには、元シカゴ・ブルズの優勝メンバー、
BJ・アームストロングも代理人として登録されており、現在のシカゴのスター、
デリック・ローズを顧客に持っています。
*ただしセカンダリーとして。複数の代理人を雇う選手も多く、
ローズの”第2”代理人がBJというわけです。
面白いのはBJをプライマリー(筆頭代理人)として、ジェレミー・タイラーが
雇っていること。タイラーもまた、東京アパッチに入団した若いビッグマン。
サンディエゴのハイスクールを出て、カレッジに進まずに来日しました。
希望はNBAでしょうから、それなりの人脈を持つBJは”いろいろ”動くでしょう。
そしてレオン・ローズ。
彼も有名人です。
顧客は大物が多く、カーメロ・アンソニー、リチャード・ハミルトン、
アレン・アイバーソンに、仲良しの二人、レブロンとクリス・ポウル。
このローズが所属するのはCAAスポーツ 。
本体のCAA(Creative Artists Agency)は、
1975年創業のモンスターカンパニー。
多くのハリウッドスターの面倒を見ており、顧客は
ブラッド・ピット、ビヨンセ、キアヌ・リーブス、ジョージ・クルーニー、
マドンナ、菊池凛子にトム・クルーズ…。
ハリウッドを牛耳っている会社で、そのスポーツ部門の関連会社、
CAAスポーツは、NBA以外でもデビッド・ベッカム、デレック・ジーター、
NFLのマニング兄弟・・・。
コーチでも、ケンタッキー大学のジョン・カリパリ、マイアミ・ヒートの
スポエルストラ、シカゴ・ブルズのチボドーに、
レアル・マドリード(サッカー)のモーリーニョ・・・
お化けのような組織です。。。
CAAスポーツにはもう一人、ローズと並ぶトップエージェント。
クリス・ボッシュ、ドウェイン・ウェイドを顧客に持つ、ヘンリー・トーマス。
シカゴエリアに強く、他にマイケル・フィンリーもクライアント。
ヒートのビッグ3は担当代理人こそ違えど、同じエージェンシーに
属しているわけで、「例の移籍」にはCAAも大きく関わったでしょう。
そして同じようにNBA界を騒がせているメロとCPも。
彼らを動かしているのはエージェントかもしれません。。。
怖いですねぇ(笑)。
次はダン・フィーガン。エール大学卒。
1992年、パリで設立されたラガーディアアンリミテッド のトップエージェント。
クライアントはドワイト・ハワード、ジェイソン・リチャードソン、
ショーン・マリオンに黄金ルーキー、ジョン・ウォールなど。
ラガーディアも元選手を代理人として雇っており、バイロン・アービン
(元ミズーリ大学のスター選手で、ジェイソン・テリーのセカンダリー)、
ミッチェル・バトラー(元UCLA)らが所属。
そして6番目はジェフ・シュワルツ。
彼も大組織、エクセルスポーツマネージメント のトップエージェント。
顧客はジェイソン・キッド、ポール・ピアース、ラマー・オドムといったベテランに、
ケビン・ラブやブレイク・グリフィン、マイケル・ビーズリーと
若手もバランスよく?。敏腕です。
あとはビル・ダフィー。
BDAスポーツ に属しており、シリコンバレーにあるサンタクララ大学の元選手。
同大学を出ているスティーブ・ナッシュのほか、ヤオ・ミン、レイジョン・ロンドや
ブランドン・ジェニングスなどが顧客。
このBDAには、マイク・コンリーSrも所属。メンフィス・グリズリーズにJrがおり、
息子の代理人をしているわけです。
そしてJrと高校、大学とセットだったグレッグ・オデンも顧客。
Jr.とオデンの高校(ローレンスノース)があったインディアナポリスに
コネを持ち、Indy出身である、アトランタ・ホークスのジェフ・ティーグが顧客。
ティーグには、現在インディアナポリスの高校生である弟(マーカス)がおり、
2011年にケンタッキー大学へ進むことが決まっています。
(ジェフはウェイクフォレスト大学出身)
この弟マーカスは兄よりも評価が高く、全米ナンバーワンのポイントガードと
目されており、NBA入りも確実。
彼をコンリーSr.が狙っていることは間違いないでしょう。
以上、エージェントとの絡みをながめると、
選手の移籍の「裏」が見えてきませんか?
最後に、御大デビッド・フォーク。
ピーク時に比べて顧客は激減していますが、FAMEという組織を率い、
マイク・ビビーやエルトン・ブランドの面倒を見ています。
彼はシラキュース卒業後に、ワシントンDCのジョージワシントン大学の
ロースクールに進み、現在もDC郊外のメリーランド州ロックビルに
住んでいるようです。
ロックビルはKJ松井、伊藤大司、そしてケビン・デュラントを輩出した名門校、
モントロスクリスチャンスクールの所在地。
コネクションでしょう。フォークの顧客にはいずれもDCにある強豪カレッジ、
ジョージタウン大学のOBが名前を連ねます。ジェフ・グリーン、ロイ・ヒバート、
グレッグ・モンローにパトリック・ユーイングJr.。
モントロスもそうですが、ジョージタウン大学もオフィシャルサプライヤーは
ジョーダンブランドであることで有名。古くからのNIKE校です。
こういうところにも、必ず代理人は絡んでいます。
モンロー以外に、エバン・ターナーも獲得?したフォークも、それなりに
影響力を発揮していくことでしょうね。
まぁでも、別にエージェントには会いたくないでしょうか?
映画「ザ・エージェント」のように、ビジネス上の秘訣を訊けるかも。。。
NBA、NCAAを生で観に行こう!


