お絵かき教室(5)「色塗り」 | yamaのブログ

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この「お絵かき教室」シリーズも、いよいよ最終段階突入である。
本題に入る前に、おさらいである。

(1)「ベタ塗り」 :線画の作成と線で囲まれた閉領域の単色塗り潰し。
(2)「リアル画」 :写真を分析して色彩の構成や階調表現を知る。
(3)「テクスチャ」:フィルター処理やレイヤー、テクスチャーを重ねての質感や立体感の表現。
(4)「ぼかし」  :ぼかしによる塗り分け境界の処理と混色。

このように順次やってきたお題は、PCで絵を描く基本の流れである。
そして、今回は「色塗り」である。
(過去、他のブログ・テーマでも、ショボい薀蓄なり、アプローチを試みている。知人の絵画教室の先生なら、たっぷりと勿体を付けて長い時間と受講料をせしめるところだろうが、30数年も絵を描いてるが俺は未だにド素人なので、タダで教える)

色塗りの基本と技法

・ベタ塗り、アニメ画塗り
単色で塗り潰す色の境界が明確な塗り方。ポスターやポップ・アートでお馴染みである。(図解、省く)

・スマッジング
水彩や油彩、コンテ(木炭)画などで色の境界を、擦ったり、滲ませたり、混ぜ合わせたりしてぼかす一般的な塗り方。
図1 筆塗り風
yamaのブログ-図1

度々登場するハイパワーである。恥ずかしながら、これを描いた数ヶ月前はCGで絵を描くという事を、まだ理解出来ていなかった。銃は黒いもの、という固定観念を捨てる以前であった。

・レンダリング
CGならではの領域や色の階調を演算させる塗り方。色味や明るさの調整などのレタッチ。モザイク、ブラー(歪曲)などのフィルターがある。
図2 レンダリング
yamaのブログ-図2-1

これらは絵ではないが、画である。CGは、このようなアートが大の得意である。

yamaのブログ-図2-2

左側は塗り潰しマスクで連続したパターン(作例ではチェッカリング部分)を描いている。右側は「Texture-inf.」なるテクスチャー生成のフリーソフトで作った物。このソフトで背景以外にも、塗りでは難しいプラやゴムの艶消し模様なんかも作れる。

図3 写真のレタッチ
yamaのブログ-図3

デジカメ画像をフィルターで処理したもの、ブラシで色を重ね塗りしたもの。取り急ぎ作ったものなので、図解として適切ではないか。

異論もあろうが、デジカメは立派な描画ツールである。紙に鉛筆やインクで描くだけが絵画ではない。CGと言えど、そのすべてをPCのみで行う訳ではない。
アニメ画などは、原画は手描きで描かれた物がほとんどである。それをスキャナーで取り込むテクノロジーは写真撮影と同じであろう。悪意をもってインチキ合成写真を作るのでない限り、アート表現は自由である。

さて、今回は、ここまで。次回は「応用編」に入る予定。