皆さま、応援ありがとうございました。
えちごくびき野100kmマラソン
「きっと忘れない 共に創る最後の感動を」
今回がいよいよ、最終回となりました。
高齢化と人口減少でスタッフの確保が困難になったとのことですが、ほんとうに名残り惜しいです。
◎まずは記録から
・グロスタイム 12時間56分35秒
・ネットタイム 12時間55分49秒
もう完走できればそれでいい。ダメでもともと、完走できれば儲けもの。
前回出場時から20分以上遅れました。前回は鼠経ヘルニア(いわゆる脱腸)で下腹部の鈍痛を抱えながらでしたが、それでも12時間半ほどでした。
今回はそういう体調不良はまったくなかったけど、山道の上りに限らず平坦路でも、歩きが平気になってましたね(^^);;
◎新コースはやはり過酷
前回からの新コースもやはり過酷。くびき野のコースは大体、平坦-山道-平坦の3部構成で、だいたい、20km-40km-40kmという感じ。しかし、この後半40kmの平坦路が、ウソみたいにつらい。
特に、以前のゴール、約85km地点のくびき球場以後の15kmの平坦路。ほとんど罰ゲーム感覚でしたw
◎ペース作戦

今回はコースマップから距離を読み、平坦路、上り、下り、後半の平坦路の別にペースを設定し、タイムテーブルを作って、作戦を立てて臨みました。
平坦は6分/km、上りは8分/km、下りは6分/km、後半の平坦路は7分/km。全体で12時間の計画。
中盤の約52km、浦川原エイドまでは、ほぼ計画通りに進めましたけど…
後半の平坦路の読みが甘かった。ぜんぜんキロ7じゃ進めない。歩いたり止まったり…全然走ってないw
結果的には、後半平坦路はキロ8設定が必要だった。
◎準備物件
天気予報は晴れ。雨や寒さの心配はないが、昼の暑さと陽ざし対策が必要。
服装はTシャツ短パンベース。上はいつもの会津メンバーの心意気を受けて「何苦楚魂 日新塾」のオレンジT。下はCX-Wビキニショーツと、アンダーアーマーのランパン。ビキニショーツはイチモツを適宜固定しつつ腰骨の脇あたりの貼りつきが少なく動きを妨げず快適でした。
シューズはホカオネオネ・クリフトン10、この日に合わせて履き慣らしてきました。充分なクッション性があり、なおかつ、ぶよぶよし過ぎない。かかとに少し疲労感が溜まっていた感じがしたけど、これはシューズより、自分の筋肉や腱の問題でしょう。
両足裏に、母指球を囲み3枚、かかと内側に1枚の計4枚絆創膏テーピング。両足で8枚。5本指ソックス。(結果的には、両小指に水ぶくれができていた。貼っておけばよかったか)
白の帽子とサングラス。白のアームスリーブ。(途中暑いけどはずさなかった。日焼けすると疲労感がつらいので)
塗る日焼け止め、持って行ったけど結局塗るの忘れてたw
ヘッドライト、秋冬の朝ランに使ってるGENTOSのやつ。早朝4:30スタートなのでこれは必要。夕方は…ラン12時間予定とすると、ゴールは16:30予定なので、まあ不要。中間トランジットで送り返すことに。
GPSウォッチはガーミンforerunner165。スマホを、いつも使ってるアームポーチで。
ウエストポーチ、前々日に確認したら、バッグはあるがベルトがなくなっていた!!
慌てて出発前日に近隣のホームセンター等で、ウエストポーチやポケット付きベストを物色してみたけど、適当なものが見つからない。結局、フルマラソン用の小さなウェストポーチでモノを最小限に絞ることに。その最小ウエストポーチには、モバイルバッテリーと接続ケーブル、塩分補給タブレット4個、ガーミン充電用のケーブルと接続プラグだけを詰めることになった。まあ、くびき野はエイドが完備しているので、水分・栄養補給は不要。ウエストポーチに熊鈴を2個つけたw
トランジットは中間52kmの浦川原行きだけを使うことに。本当は、ヘッドライトを送り返したかっただけだけど、空袋だけを送ってちゃんと受け取れるか心配だったので、まったくのダミーで、別のシューズ(ナイキズームフライ6)とエナジージェルも送ったった。
◎スタート前
スタートは
A…4:30、B…5:00、C…5:30、D…6:00
の4グループに分かれるウェーブスタート。エントリー時の申告タイムで決まります。
ゴールは18:30固定なので、制限時間は、
A…14時間、B…13時間半、C…13時間、D…12時間半
ということになります。「遅い」人ほどスタートが早いことになります。
前回Cブロック申告で、ギリギリだったので、今回は迷わずAブロックで申告。それに、Aの方が、私のSNSフォロアーさんが多くエントリーしていて、会える確率も高くなる。
直江津駅前のホテルから、駅へ3:15に移動。もう、3:30発のシャトルバスに乗る行列ができている。シャトルバスは3:20ごろ第1便が到着。満員に乗せて3:30前にスタート。積み残し、大丈夫かいなと思ってたら、すぐに第2便とすれちがった。
さすが抜かりない。
20分くらい乗車したか、途中寄るはずだったリージョンプラザ(駐車場)を飛ばして、3:40、新潟県立武道館(通称:謙信公武道館)へ直行で到着。闇に浮かび上がる謙信公像、映える~。

着替えようとエントランス入ったら、いきなり、X(旧Twitter)フォロアーの「Zenshin」さんに遭遇。彼、走る衣装(?)がいつも一緒なのですぐわかる。同じくフォロアーの「直将」さん、「ヒコヒコランドゥ」さんも一緒。ヒコヒコさんには初めてお会いしたな。
トイレに並んでから、スタートブロックへ。こちらにはFBつながりの「YS」さんとばったり。YSさん、前回はサブ10を達成の強者。なのになぜAブロック?ご本人は「涼しいうちに距離を稼ぎたい」とのこと。
◎スタート

4:30、Aブロックスタート。多くの声援に送られ、まだ暗闇の謙信公武道館を後にする。
前回は5:30スタートで薄暗いくらいだったが、さすがに4:30スタートでは周囲は真っ暗。ヘッドライト、これは必須だわ。足元を照らす恩恵を発揮。
ランナーのペースは大体、キロ6に少し欠けるくらいで流れている。ここ最近のクマ出没報道もあり、運営からも、熊鈴の持参を推奨されていた。暗闇にランナーの熊鈴がにぎやかに響く。住宅街にはご迷惑かも。最後のくびき野100km、お許しを。
その暗闇の住宅街でも、赤色灯を手に案内してくれるスタッフさんがいる。自宅の前で応援してくださってる親子がいる。ありがたいなぁ。
薄暗い中で、顔マラソンのTシャツが見える。前日Xで投稿していた、フォロアーの「まささ」さん。うしろから声をかけてご挨拶。
板倉区を進むうちに夜明けを迎えた。

最初のエイド、豊原小学校で、Xフォロアーの「hiroshi」さんを発見。hiroshiさんは今回、前回撃沈の雪辱をかけて挑戦とか。幸先いいスタート。その後も、3~5kmごとに、給水所とエイドに、各駅停車しながら進む。
くびき野はほんとにエイドが充実していて助かる。食べ物、飲みものについては、手ぶらで参加できる。各エイドに、水・ポカリ・麦茶は確実。ミニトマト・バナナ・オレンジ・おきな飴(薄味だけど、おいしいグミみたいな飴)
ただ今日は、スタート前の朝飯コンビニおにぎりが、午前2時頃。おなかが動いていない時間に無理やり食べたら、まだお腹の中に、おにぎりが残っているようで、今のところ固形物を摂る気にならない。残念ながら、板倉エイドのおそばはパス。
岩の原葡萄園前のエイド。え、ぶどうジュースないの?(笑)
◎20km、牧からは山道
約20km、早くも牧総合事務所に到着。予定どおりのほぼキロ6でたどり着いた。
この牧総合事務所は、ここから山道に入る目安。以前のくびき野コースではここは約40km、中盤のヤマ場の入口。新コースでは序盤の20kmでこの牧事務所が登場。あまりの早い登場に、脳がバグる。
ここからの登り坂、少しは走ってみるものの、ほどなくあきらめて歩きに切り替えます。ここで脚を使い果たしては、残りの道のりに耐えられない。最初から登りはキロ8で計画している。少々遅れてもあせらない。
下り道は飛ばさない。計画でもキロ6。以前に出た回で、重力に任せてキロ5で下ったら、後半平坦路で、脚が売り切れて歩きになったことがあった。下りも慎重に。
2つめの峠を目指してまた登り。安塚区に入って、かかしの応援。黄色い柳葉ひまわりもあざやかで美しい。


約30km、安塚B&Gのエイド。昔はここが中間地点でトランジットだったけど、今は30km、まだ序盤。脳バグるw。時刻も、スタートから3時間以上経っているが8時前。
ひと休みして、まだ脚が残ってる。ここからはまた、山道。ひと山登って降りて、次のエイド、大島改善センター。次にふた山登って降りて、ほぼ中間のほくほく線、虫川大杉駅に到着。10時14分、計画の10分前。
◎中間の虫川大杉駅で「バサロ」さんとすれ違い
虫川大杉駅では、地元の太鼓のお出迎え。そしてこの虫川大杉駅には、Xフォロアーの「バサロ」さんが応援に来てくれているかも。バサロさんは群馬県在住。今回のくびき野には体調の都合上出ていないけど、ありがたいことに応援には来てくれるという。ただ、電車時刻が、10時17分とのこと。僕の通過時刻予定と、微妙に前後する。そこで自撮り写真とともに、Xポストしておいた。これが10時15分。


先を目指して、駅を出て走り出して、30mほど進んだところで、電車が駅にへ行ってくるのが見えた。
「あ、これがもしかしたら、10時17分の電車か?」
と思いつつも、コースを逆行して駅に戻るわけにも行かず、そのままコースを進んだ。コースは、100mほど線路に沿って進み、線路の下をくぐり、折り返す形になって、再び駅に近づく形になる。駅では電車が、上下交換待ち合わせのため、まだ止まっている。コースから見える駅のホームには、一人こちらを見て、このマラソンのようすを見ているらしき人が見える。
「もしかしてバサロさんでは?」
僕がオレンジ色のTシャツで走っていることは、Xポストで伝えている。ホームの人もこちらに手を振り、「マッキーさん」と呼び掛けているように見える。僕もホームの人に手を振り「バサロさん!!」と答えたが、聞こえたかどうか。あれがバサロさんなら、悪いことをした。駅でもう3分待っていたら、会ってお話しできたのに。
まあ、さらに、逆戻りできない距離まで進んでいたので、次のエイド、浦川原総合事務所を目指して走る。
この区間は平坦で走りやすい。
◎中間地点浦川原でNOROSHIメンバーと遭遇
10時半ごろ、52.2km、浦川原総合事務所。ここはほぼ100kmの中間地点で、トランジット(預け荷物)の受け渡しポイントになっている。ここでは、荷物を受け取れるのと同様に、要らない荷物をゴール地点へ送っておけるメリットがある。ここでは、スタート時の暗い夜道でしか使わないヘッドライトと、山道で使っていた熊鈴を送り返したい(山道は、あと1つ峠を越えれば終わり。その先の平場で熊鈴は、うるさくてストレスになるデメリットが大きい)。ただ、空袋を送って、中間地点で受け取れるか心配だったので、あえて、使う予定のない別のシューズとソックスを入れておいた。普通の大会なら、ここに、補給食を入れておくべきところだが、くびき野はエイドが充実しているので、(秒を削ってエナジージェルの方が好都合という人でなければ、)その心配はない。
ゼッケン番号をあらかじめ見てくれていて、荷物はスムーズに受け取れた。手際のいいスタッフの皆さんに感謝。(ただ、以前はここで、地元の中学生(?)もがんばっていたが、今回はそのはつらつとした姿がみえなかったのはちょっと残念)
荷物を受け取って、ヘッドライトを片付けていると、たむろしているランナーの中に、「NOROSHI」のノースリーブシャツに、さっそうとしたグレーヘアのランナー。Xフォロアーの「NICO」さんを発見。声を掛けると、力いっぱい両手で握手してくれた。
ここまでスタートから約6時間。ゴールまで12時間ペースか。僕とほぼ同じペースで来て、ちゃんと会えたのがうれしかった。最初、板倉のエイドで会った「hiroshi」さんもいっしょだ。
そして、同じくXフォロアーの「nao」さん。naoさんは、ここで初めて。声掛けたら、ハグして大歓迎。

NOROSHIはNICOさんが音頭とって新潟市で走ってるランニングファミリー。特にこのメンバー3人とは、今年3月の新潟ハーフマラソンでも一緒になっている(打ち上げにも呼んでもらった(^^);;)。また同じコースを走れたのはものすごくうれしい。
3人はそろそろ出かけそうだったけど、僕はもう少々、炭水化物をお腹に入れてから…ということで、見送り。おにぎり食べて、飲物も全種類w
よし!後半はあとひと山。浦川原~吉川へのひと峠過ぎれば、あとは平坦。出発シンコー‼
ところがこれが、とんでもないことに…
◎じつは一番つらかった、後半の平坦路
最後の峠越え、ここは歩いて登る。ガーミン見るとキロ10以上のペースに落ちてるのでときどき走ろうとするけど、やっぱり歩く。朔日峠の頂上付近にエイドがあり、そこで給水。峠の頂上で「ここが最後の峠だよ」と応援してくれる方がいる。僕も、BSこころ旅の火野正平さんの名セリフ
「人生、下り坂サイコー‼」
と叫んで、お礼代わりにしましたw
ここからの下りはキロ6くらいでゆっくり進み、約60km地点、ついに平坦路。よし、ここから、ココカラファイン。と思いきや…
下りでは勝手に進んでいた脚が、平坦路では勝手には進まなくなる。ここまでの登り降りで、ちょっと脚が疲れれば休む、歩きグセがついてしまっていた。脚や腿の筋肉に、そして脳に、歩きグセ。
まわりが森を抜け田んぼ基調になり、日当たりもよくなってきた。アームスリーブ脱ごうか、いやいや日焼けの方がつらいなとか、雑念もよぎる。
なんか、中盤の山道を降り終わった60~70km、吉川区から柿崎区の平坦路がいちばんつらい。前回2年前のくびき野では、このへんで、鼠経ヘルニアによる下腹部の鈍痛がきて、歩いたりとまったり、路傍にうずくまって脇腹を押さえたり、メディカルランナーの方に「大丈夫ですか」などと声を掛けられたりしていた。
しかし、今回は下腹部の鈍痛がなくとも、歩いたり止まったりになってしまった。おそるべし、歩きグセw
特に歩いてるときに、左右にふらふらと進路が定まらないようで、後ろから走ってきた方に、「大丈夫ですか」と声をかけられた始末。
「いや、これは普段の千鳥足w」
などと返しつつ、自分でも、いや確かに、進路が定まっていないなと、まっすぐ歩くよう心掛ける。
ここの60~70km、吉川区、柿崎区の平坦路が、くびき野の一番の難所かもしれない。

吉川総合事務所、62.4kmのレストポイント。
ここでうどんをいただく。じっくり止まって栄養補給。こうしないと先へ進めない。なんか、休んだ分しか進めない。
やばいよ~やばいよ~。出川の充電バイクみたいだw(あれも、20~30km進んでは、2時間半くらい充電で休憩している)
吉川総合事務所、出たところで、スマホの充電が気になり、ウェストポーチに入れてきたモバイルバッテリーに接続してみると…
…充電マークが出ない?
「Lightningに水滴がついていて充電できません」などというメッセージが出てる。初めて見たショック。なるほど、接続ケーブルもウエストポーチに入れてきたけど、それが汗で湿って濡れてしまったようだ。これは想定外。拭くためのミニタオルは、ここまでで汗拭いて、かえって濡れている。走りながらジャック乾かすしかない。ここのトラブルで、総合事務所の出口あたりで10分ほど立ち止まっていたか。
その後の平坦路も、歩いたり止まったり、スマホにジャック挿してみたり。進路はなるべくまっすぐ、と思いつつ、やはりふらふらしてるようで。こんなところに限って、エイド間が長い。次のエイドまで4.2km。
エイドに着いたら、NHKのど自慢の音。まだ12時台、脳がバグる。でもこのへんで、ようやくスマホの充電はできるようになってきた。
◎ようやく海岸線、少しは走れるように、海賊汁もうまい

午後1時ごろ、約70kmの、柿崎区総合事務所にようやく到着。歩きっぱなし。ここでまた、バナナやオレンジを補給。しばし休憩。ほんと、出川充電バイク。
柿崎を出ると、左に曲がって、海岸線に入る。川を渡るところでは、海も見え始めた。気分が変わったのか、1時間半程度、歩いたり止まったりで、少しは充電が回復したのか、ここからは、歩いたり止まったりが減って、遅いながらも、走りがすこしずつ長くできるようになってきた。微妙な上り坂でもかなり止まらずに粘れるようになった。
路面や風景に変化があるって大事なんだな。明らかに気持ちよく走れる風景ってあるもんね。(今回はなかったけど、堤防の上は最高。高いところから見渡せる風景は、背筋がのびて、自然とペースが上がってくる。)
海岸段丘上のこの付近、微妙な上りと下りを繰り返す。古くからの集落も多く、道端に椅子を出して、大先輩たちが腰掛け、
「ごくろうさま」
と応援してくれる。とんでもない。こっちは好きでやってるわけで。先輩がたこそ、とっても暑い中、朝から晩まで、応援たいへんにありがとうございます。
次のエイド、上下浜会館を過ぎてしばらく行くと、マリンホテルハマナスの先に、大きな海が広がった。まさに、山から海まで、くびき野100キロを象徴する地点。ここの風景だけは写真に収めたかった。以前のコースだと、ここの通過が日没後になることがあり、海が見えなかったこともあるけど、今日は大丈夫。

次のエイド、大潟老人福祉センター。ここは名物、海賊汁が出るポイント。今回もこれ目当てだった(^^);;
つみれと海鮮(今回は渡りガニ)のあつあつ味噌汁。しみる~。脚にも休憩、胃にも充電。

◎終盤は長年のXフォロアーZenshinさんと
大潟出て、国道とJR線(土底浜駅付近。しかし、改めて、スゴイ名前の駅だな)渡ると、以前のコースなら、ゴールの「ユートピアくびき」まであと5kmの最終盤。しかし、新コースでは、あくまで次のエイド「くびき球場」までの凡コース。しかも、田んぼの中をひたすら直線で2kmほど平坦路を進む。雄大なほくほく線の高架路線はすばらしいが、なんだこの罰ゲームみたいな直線は!旧コースにこんなところ、あったっけ?
次のエイド、くびき球場に到着。以前ならここでゴール。新コースでは、まだまだこの先15km、時刻は午後3時前。まだまだ明るい、暑い。脳がバグる。なんだこの罰ゲーム??
ゆるゆると先へ進むことに。旧、頚城鉄道の軽便鉄道車両と機関車を展示した、くびきレールパークの脇を通る。また田んぼみちの直線。
…とここに、よく見る、白い耳垂れのついた帽子に、黄緑Tシャツ、背にTwitterの青い鳥。
あれは、フォロアーのZenshinさんじゃないか。
Bブロックだから、僕より30分遅くスタートしたのに、前を走ってる。さすがZenshin。後ろから「Zenshinさん!」と声をかけると「あ、マッキーさん」とすぐに気づいてくれた。お互いゆるゆるペースだけど、それなりにペースが合った。おしゃべりしながら、次のエイド、保倉小学校へ。
「あと14km。キロ7で2時間。午後5時半。なんとなく、そのへんを目指しますか。」
ということで、ここからは、ゆるく並走。途中、レインボーカラーのゼッケンの方とお話。くびき野全大会出場のレジェンド。
Zenshinさんは、全国数多くの大会に出ていて、独特の姿とキャラクターで、各地で有名人(?)になっている。ラン系YouTubeでも出場することが結構ある。ほかのフォロアーさんからは「Zenshin師匠」と呼ばれている。マシンガンのようにいつでも何かしゃべっているけど、根はシャイな人。すんごくいいやつである。今回のくびき野ファイナル大会、Zenshinは、すべてのスタッフ・応援の方に、「ありがとう」と声を掛けながら走っている。僕は手は振ってきたが、声までは出てなかったので、ここからはZenshinと一緒に「ありがとう」。
90kmの表示。残り10km。
16:10、5時半まであと1時間20分。キロ7だと、ゴールはできるがあまり歩いたり休んだりはできない。ゆっくりながらも止まることなくZenshinとジョグを続ける。
もうすぐ夕暮れ、少しずつ明るさが落ちてくる。僕とZenshinはゆるゆると、それでも走りをほぼ止めずに少しずつ進む。途中2回のエイドは、最小限の飲物を摂って通過。
バイパスに沿う側道に入ってあと1km。ゴールの謙信公武道館はよくわからない。それでも、ゴールに2人で向かう。
武道館敷地内に入る。応援の人がたくさん。アナウンスの声も響く。建物を回り込むとゴールゲートが見えた。
◎そしてゴール
17:27。そのままのペースで、Zenshinと2人でゴール!!
アナウンスも2人の名前を呼んでくれた。「おかえりなさい」
僕のタイムは13時間切り。Zenshinさんのタイムは12時間半切り。

今回、最後の15km、Zenshinと一緒に走らなければ、ラストはズルズルと走り止まり、13時間越えになっただろう。Zenshinを引っ張ることで、僕も止まらず走れた。Zenshinに引っ張ってもらったのと同じだ。日頃ほとんど1人で走ってるけど、仲間と一緒に走ることでしか得られない成果や感動も、やはり、あるもんだ。

◎今回の教訓
くびき野はファイナル。今回で最終回。
今回は12:56:35。
前回は12:33:44、これは鼠経ヘルニアで腹痛抱えながらのタイム
くびき野ベストは11:36:31。
これを見ると、メンタルなのか、脚力なのか、やはり加齢のせいに逃げ込みたくなる。もし、次のくびき野があるのなら、60km、浦川原~吉川の峠をおりたら、屈伸して、気持ちとリズムを切り替えて、そこから、淡々と後半を続けないといかんなとおもう。そして計画するなら、後半平坦部はキロ8でw
しかしそれよりも、次回出るなら50kmの部にしたいな…などと思ってしまう。
などと次を考えてしまう。やはりくびき野は素晴らしい大会。
これほどコースのスタッフと応援のあたたかい大会は他にない(断言!)
翌日の大会ホームページに
「大会当日、会場内およびコース上において、忘れ物・落とし物が届けられております。お心当たりのある方は、ゼッケン番号と忘れ物の特徴を記載の上、お問い合わせください。」
というお知らせが載っていた。

ランナーの、感動と感謝と名残り惜しさがくびき野の道に落ちていなかったでしょうか?
もう一度、取りに帰りたい。





