あらゆる願望や妄想をリアルに体感できる体外離脱 | 深海魚ワルツ

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睡眠中、夢の中にいながら、自分で「これは夢だ」と自覚しながら見る夢の事を「明晰夢」と言います。

夢の中では、現実世界では起こり得ない不思議な出来事が多々起こるものですが、明晰夢の場合は、そうした夢の中の出来事をある程度、自分の思い通りにコントロールできるそうです。

しかし明晰夢といえども、夢が始まった時すでに、夢の舞台となる世界やストーリーなどがある程度おおまかに決まっている事が多く、あくまでもその大筋から逸脱し過ぎない程度にしかコントロールできない場合が多いといいます。

やはり夢の全てを何から何まで意図的にコントロールするというのは、いかに明晰夢でも難しいようです。


ところが、それを可能にする方法が、「体外離脱」です。
体外離脱を行えば、舞台もストーリーも含めて、何もかも全てを根本から、自分の思い描く通りに構築でき、その世界の中で自由自在に行動できるといいます。

体外離脱のやり方は何種類かあるようですが、その一例を大雑把に紹介します。

まずリラックスして仰向けに寝ながら、自分の1メートル上空にもう一人の自分が向かい合って浮いてる姿を想像します。
そのもう一人の自分に、寝ている自分の魂を移すようなイメージをずっと続けていると、次第に幻覚や幻聴、激しい振動が訪れ、やがて魂が体の外に抜け出ていくような感覚に襲われます。
自分の魂が体から抜け出したような感覚が得られたら、そのまま魂のみとなって部屋から出ていくようイメージします。
すると、自分の思い描く通りの出来事が起こる世界に行けるのだといいます。

こうした行為は「体外離脱」とか「幽体離脱」などと呼ばれ、ロバート・モンローという米国人によって数十年前に研究されて以来、広く知られるようになりました。今では多くの関連書籍が出ているほか、音響を聴く事で体外離脱を促進するCDなども各種市販されています。

体外離脱した後の世界では、魔法を使ってビルを壊したり、宇宙を飛んだり月に行ったり、瞬間移動したりなど、何でもやりたい放題。
しかもそれが、通常見る夢よりも、格段に高いリアリティをもって実感できるのだといいます。

もちろん過去の時代に遡る事も可能で、例えば戦国時代に行って戦を指揮したり、白亜紀に行って恐竜を間近で見たり触れたり、数百年前のヨーロッパでバッハやベートーヴェンの生演奏を聴いたりという事が、かなりのリアリティを伴って体感できるのだそうです。

好きな人物を登場させる事も出来るので、例えば有名人、アニメやゲームのキャラクターなどと恋愛したり、その気になれば美女や美少年を何百人も作り出してハーレムにする事も可能となります。

亡くなった家族やペットと再会したりも出来るでしょう。

体外離脱はスピリチュアルに感心ある人の間では以前から知られており、単なる願望の追求にとどまらず、精神や魂の探求、成長として取り組む人もいます。
近年ではネット上で話題になり、自身の離脱体験を報告する人も増えているようです。

専門書やCDなども数多く販売されており、それらを紹介するホームページなどもあります。

『体外離脱図書館』
http://homepage3.nifty.com/jmaffili/astral/

興味を持たれた方は、気軽に始めてみてはいかがでしょうか。