【成功者の別名】
一足飛びになるものではなく、本物の成功者とは、焦らず腐らず、一歩一歩進み続けることでなるものなのだ、と思う。仕事柄、沢山の成功者、成功者に向けて歩みを進める人たちを見てきた。共通して言えるのは、マイナスな時間が極端に少ないということ。つまり、非生産時間が少ないのだ。マイナスな時間は 時に「覚悟」や「明確な目標を見つける」といった意味を持つことがあるが、それらは マイナスな時間だけが作り出すものではない。自分を責めたり、不甲斐なさを嘆いたりしている時間よりも、「じゃあどうするか」「さあどうしよう」と前を向いて 一歩進むことの方が エネルギーも湧いてくる。
成功し、沢山の人と関わるようになったり、多くのお金を動かすようになると、同時に 慣れないことで失敗したりもする。問題が起こったりもする。ただ、それは クリアしていけばいいことであり、仕事をしている人なら いつかは通る道であったりするもの。
成功者とは、問題解決の達人。何かが起こったときに、冷静に淡々と粛々とそれをクリアする。身近な経営者を見ていると 心から尊敬する。びっくりするような問題や 課題が襲ってきても なんということはなく、それらをクリアしてみせてくれる。
よく、モデルさんたちが「美について何もしていません」というが あれは 本当に 「本人たちからすると」何もしていないわけで、なぜかというと、美しさを維持することが「当たり前」「日常」になっているからである。わたくしの友人のモデルさんたちは、少しでも太るとお茶しか飲まない断食に入るし、運動もかなりしている。相当な努力をしているが、周りはみんなモデル、という環境であれば それは当たり前のことで 特に「何もしてない」ということになる。
優秀な経営者も同様に、問題が起こることは「日常」「当たり前」のこと。それをクリアすることもまた「日常」で「当たり前」のこと。何か ちょっと問題が起きたくらいで パニックに陥り、取り乱してしまうのは まだまだな証拠。でもそれを 意識を持ってクリアしていくことで だんだんと 成功者＝問題解決の達人、になっていくのだと思う。
天宮 玲桜