【御神託】
〈徳を積む〉とは、輝きを分け与えていく、ということ。あなただけが輝いて、あなただけがしあわせでも、自分も家族も他人もすべて繋がっているために、それではだめですよ、というお知らせが来ます。自分だけがよければいい、という考え自体が、自分を不幸せにしていることを知らなければなりません。
あなたが良いと思ったものは、それを必要とする人に伝える。必要とする人に、求められたときにだけ。お節介は絶対にいけません。人は、自分だけがしあわせになる、という考えでは、いつまで経ってもしあわせにはなれないのです。相手がしあわせになっても、あなたのしあわせは減ってはいかない。輝きは失われない。光は光と調和して、さらに強く輝くもの。ステージの照明のように、色んな色が混じり合って、うっとりするような美しい世界を生み出すのです。
心配せずとも、与えた人が、より輝く。まずは自分を満たす。そして満たされたら 与える側になる。そうした循環が、世界平和をもたらすのです。
天宮 玲桜