アンテナの指向性 | アマチュア無線局JM1MKRのブログ

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新車購入後、約2年半でインテリジェントキーの電池が消耗しました。

最近のクルマは、電池の消耗をクルマが教えてくれるのですね。

本当に便利になりました。

 

インテリジェントキーは2個とも同時に消耗表示が出たので、今後の交換サイクルが分かりました。

 

ホームセンターでリチウム電池を調達して交換です。

電池は息子(FQZ)の買い物のついでに買ってきてもらいました。

信頼のパナソニック製です。

彼に100円も手数料を取られましたが。。。

 

インテリジェントキーを2分割にすると電池が出てきます。

電池交換をディーラーにお任せすると1,000円くらい取られてしまうので、キーレスの時代から自分で交換しています。

 

さて、ここからが無線に関わるお話です。

ご存じの方も居るかと思いますが、赤丸部分が電波を送受信するアンテナです。実はアンテナは3つも付いています。

 

赤丸部分を拡大するとこんな感じです。

アンテナ部分はコイルで、基板側に実装されているコンデンサと同調しています。

アマチュア無線技士であれば知っている公式 f=1/2π√LC ですね。

何故3つもアンテナが必要なのかというと、アンテナには指向性があるからです。

 

アンテナは下図のように矢印方向しか送受信できませんので、実はどのクルマメーカーのインテリジェントキーもアンテナはX、Y、Z軸の3D構造になっています。

バッグやポケットの中でインテリジェントキーがどんな方向を向いても、3Dアンテナなのでクルマ側のアンテナへ必ず電波が届く仕組みです。

 

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