住宅ローン市場で成長著しいネットバンク2行ー先発のソニー銀行と後発の住信SBIネット銀行ーの5月適用の住宅ローン金利は、次のようになっています。


ソニー銀行は、4月中旬に5月適用金利を既に発表していた。すべて引き下げでした。固定期間5年ものの引き下げ幅が4月比ー0.172%(その結果、店頭基準金利は2.369%)と最大。最小は固定期間15年もののー0.027%(同3.379%)というもの。ほかはこの間に収まったということになります。


住信SBIネット銀行は、ソニー同様すべてが引き下げとなっています。引き下げ幅は、いたってシンプルです。固定期間2年ものから同7年ものがー0.050%の下げ、固定期間10年ものがー0.250%、15年もの以上がー0.100%の下げとなっています。


この結果、両行の基準金利水準の乖離は、固定期間2年ものから10年もので拡大し、15年以上で縮小となった。その乖離幅(ソニー-住信SBIネット)は、最少-0.389%(固定期間10年もの)から最大-1.205%(同35年もの)となった。なぜこんなに開きが出るのか不思議だ。