５月の住宅ローン金利は、
（１）参考指標基準金利である長期国債の利回りが基準日ベース（３/３１→４/３０）で▲０．１１５％下がりました。
これを受けて
（２）都銀４行の住宅ローン金利は、以下のような改定が行われました。
①固定期間選択型は、みずほのみ１０年、１５年、２０年ものが▲０．０５０％の引 き下げ、三菱東京UFJとりそなは据え置きでした（但し、三井住友は５月２日正午現在HPの住宅ローン金利は４月適用のままで改定されていません）。
②固定金利型は、三菱東京UFJのずーっと固定金利（２１～２５年と２６～３０年）とみずほの全期間固定プラン（１１～１５年、１６～２０年、２１～２５年、２６～３０年、３１～３５年）が引き下げました。
③フラット３５関係は、三菱東京UFJの保証型、みずほとりそなの買取型、いずれも引き下げとなりました。
（３）信託銀行の住宅ローン金利は、三菱UFJとみずほが据え置き、中央三井と住友が１０年超の一部▲０．０５０％引き下げがありました。
（４）ネット銀行２行は、変動金利型を除き固定期間選択型はすべて引き下げとなりました。住信SBIネット銀行の引き下げ幅は２年固定～７年固定が▲０．０５０％、１０年固定が▲０．２５０％、１５年固定以上が▲０．１００％の引き下げ、ソニー銀行は▲０．０２７％（固定期間１５年もの）～▲０．２７９％（固定期間１０年もの）の引き下げとなりました。
長期金利の推移を示したグラフや業態別金利一覧表などは、今迄同様こちらに掲載してあります。ご参照願います。
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