4月23日から始まった行政刷新会議による事業仕分け第二弾。今回は会場が日本橋。新宿中井から地下鉄東西線一本で20分程で行ける。第一日目の最後に住宅金融支援機構が仕分け対象になっており、傍聴すべく出掛けた。


雨降りの寒い中、会場に到着したのは開始予定時刻の30分程前。会場入り口は、傍聴希望者で溢れ、満員札止め。スタッフからお帰り下さいとのアナウンス。仕方なくUターン。ネット傍聴と相成った。


ネット中継は、今回から民間業者に委託(前回は事務局直で行った)。当該サイトにアクセスすると傍聴するためには【無料会員登録はこちら】と誘導され、必要な手続き(情報の入力)を。お客様情報、パスワード情報と続き、カード情報入力を求められる。


これには流石に躊躇。なんでだ!!!


事業仕分けを傍聴するのになぜカード情報を入力する必要があるの?入力しないと見ることが出来ないなんておかしい。事務局はネット配信を民間業者に委託するにあたり、その選定条件をどの程度考えたのか?極めて疑問と感じざるを得ない。とにかく民間にやらせたらそれでよい程度に安易に考えていなかったか、と言いたくなる。


受託業者からすると、通常形態の一つで特に問題だとは考えず。いわば当然の仕組みと考えてのことだろう(仮に、気付いたとしても指摘を受けないのだから、敢えて言いだすこともなかろうと?)。


求められ我々国民サイドからみると、無料なのになぜカード情報が必須なの??の疑問は拭い去れない。なぜそのような仕組みを政府事業に取り入れて国民に求めるの?と言いたい。個人情報の取り扱いが大きな社会問題の一つのなっている現在、政府が関与しながらこのようなことでいいのか。いくら民間に任せているからとは言え、もっと真剣に、国民目線で緊張感を持って気配りする必要があるのではないか。


聊か前書きが長くなってしまった。本論は、次の段で。