★★★WWRP5月シリーズ『Big Time American Wresling』★★★
◇5月27日(月):アメリカ、ワシントンDCrMCIセンター』:試合開始午後6時

第1試合20分1本勝負
○ライザ・ゴルゴン(8分42秒・裸締め)永田佐和子●

第2試合20分1本勝負
○ヴァンピレス・ェリーゼ(9分41秒体固め・アイアンバスター)ラシューバ・オウランド●

第3試合タッグマッチ(30分1本勝負)
 ジャニス・クレア(10分25秒体固め)シンディ・ギブソン●
○ダスティ・ローラ(ギロチンドロップ)アニー・ブレア

第4試合30分1本勝負
○ケイト・ハングル(14分08秒体固め・チョークスラム)ステファニー・フレアース●

第5試合タッグマッチ(45分1本勝負)
 ジャネット・ハーディ(  14分06秒   )レディ・コーディ●
○マルチナ・ハーディ(バックドロップホールド)ステラ・ウイリアム

第6試合45分1本勝負
○コング宍戸(15分36秒ェビ固め・パワーボム)永原ちづる●

第7試合タッグマッチ(60分1本勝負)
 アリス・ティンカーベル(14分48秒体固め)プロセルピナ・ミネルヴァ
○ヒルデガルド・ケア(ヒルデガルドドロップ)ニケ・ゴールドラッシャー●

メインェベント『NWWA世界ヘビー級シングル選手権』(時間無制限1本勝負)【19】
○ドリア・アスラフィル(17分45秒体固め・ドリアスペシャル)結城千種●
     (ドリア・アスラフィルは3回目の防衛に成功)
ドリア・アスラフィル(WWRP)結城千種1
 レベルの高いと言われている日本女子プロレスのトップレスラーとして長く君臨している結城千種。現在は無冠だが、NWWA世界ヘビー級シングルペルトを狙ってWWRPマットに上陸。観衆の大ブーイングを浴びながらも、敵地での奮戦が期待される。
 だがこの日の試合、ゴングと同時にドリア・アスラフィルが速攻を見せ、掌底連打からラリアート、さらにカウンターキックに後ろ回し蹴りなど打撃戦に持ち込む。やられっぱなしの結城千種だったが、ドリアの蹴り足を掴んでの強引なドラゴンスクリュー-からピープルズェルボー、さらにバックドロップと反撃を見せる。
 12分過ぎにはドリア・アスラフィルがツームストンパイルドライバーで結城千種をカウント2.5に追い込めば、14分過ぎには結城千種のジャーマンスープレックスホールドにドリアがカウント2.8まで追い込まれる。
 そうして16分過ぎ、結城千種のパイルドライバーをリバーススープレックスで切り返したドリア・アスラフィルが、コンビネーションキックを放り込んだ後、必殺のドリルアホールパイルドライバーを詐裂! だが、結城千種はカバーをカウント2.8で跳ね返す。ここで、ェルボーから反撃に転じかけた結城千種だったが、ドリア・アスラフィルは奥の手でもある回転式ダイビングエルボーをぶち込んで結城千種を失神KOでのフオールで仕留めてしまった。

 試合終了直後、突然館内に『Der neue Heilige Krieg』が流れ、花道からなんと、シーキングザ・パールが登場。異様な黒い装甲に包まれたその姿に、観衆がざわめ<。
 放送席までやってきたシーキングザ・パールは、マイク片手に「ドリア・アスラフィル! 黒髪の魔女に敬意を表して、本日の勝利にお祝いの言葉を述べましょう……結城千種程度を倒してご満悦なんですか?」と吼える。その瞬間、ドリア・アスラフィルの顔が曇った。シーキングザ・パールは構わず続ける。
「その栄光のベルトに相応しい挑戦者は、僕だ! それとも、僕が怖くて挑戦を受けられないかな?」
 ドリア・アスラフィルは、レフリーのバンコラン・マクマホンからマイクを受け取り、「いいわよ、その挑戦をお受けいたしましても。でも、次のタイトル戦は故あって、真女で行う予定何ですけど、よろしくて?」と答える。シーキングザ・パールは、それを受けて仮面を脱ぎ、素顔のレスラー、ランサー天川となって
「それでも僕は構わない。挑戦するのがランサー天川になるだけですから!」とやり返した。
 このやりとりを見たWWRPのオーナーであり、同時にNWWAの代表でもあるデューク・フレアース氏は、「次の『NWWA世界ヘビー級シングル選手権』を7月、日本の新日本女子プロレスで行うことを宣言します!」と発表、観衆がどっと沸いた。

試合後、敗れた結城千種は「以前会ったときより、実力も付けていますし風格も出ていますよね、ドリア・アスラフィル。今日は完敗ですよ」と寂しそうな面持ちで控え室に引き上げた。
                  (担当記者:門馬忠夫)