★★★TMLL12月シリーズ『GUERRA DE LUCHA LIBRE』★★★
◇12月26日(水):メキシコ州メキシコシティ「アレナ・ナウカルパン」:試合開始午後6時

第1試合 20分1本勝負
●サラーラ・ダビ(12分39秒片エビ固め・ねこちょっとらんぶ)ワイルドキャット○

 ワイルドキャットは水色のロングヘアーのカツラをかぶって黒っぽい服を着ての入場。もちろん、対戦相手のサラーラ・ダビも含めて会場内に、これが『歌月十夜』のレンのコスプレなどと、誰もわからない……(なぜ私にわかるのかは、いいっこなし)
 試合は、カツラで首を絞めるなどさんざんに暴れ回ったワイルドキャットが最後はコンビネーションキックでサラーラ・ダビを粉砕、試合を決めた。

第2試合 タッグマッチ(30分1本勝負)
 ラ・カマレーラ(10分01秒体固め)イチカラットASAMI
○カレン・ファレス(フライングボディアタック)プチキャット●

『猫軍団』に対して、なんと、リンピア側はメイドさん姿で登場。(だが、それが「サクラ大戦3」のメル&シーのコスプレとわかったのは、やはりわたしだけだろうなぁ……)
 激しい空中戦を展開したが、ラ・カマレーラの国電パンチをもろに食らったプチキャットにカレン・ファレスがプレス技でフォール、3カウントを奪って勝利。

第3試合 30分1本勝負
●サーカスキッド(13分21秒・アルゼンチンバックブリーカー)エル・ドレック○

2代目サーカスキッドは小気味よい動きでモンキーフリップ、ウィナーズ・アタックなどでベテラン相手に善戦したが、最後はエル・ドレックがDDTからアルゼンチンバックブリーカーに担ぎ上げてギブアップを奪った。

第4試合 タッグマッチ(30分1本勝負)
 マスクド・ミスティ(9分59秒片エビ固め)サミィ・ブラッドショー
○レベッカ・レオン(ミサイルキック)ジェニー・サモアン●

7分過ぎ、マスクド・ミスティが場外に叩き出されたサミィ・ブラッドショーにプランチャーを敢行してサミィ・ブラッドショーが打ち所が悪く顔面流血、ここから暴走が始まり敵味方関係なく暴れ回る中、レベッカ・レオンがジェニー・サモアンにミサイルキックをぶち込んでジ・エンド。

第5試合 30分1本勝負
●シーキングザ・パール(17分22秒・スーフィードサンダー)シスター・リリス○

シーキングザ・パールは余裕の試合運びでシスター・リリスにレッグラリアート、STK(大腰)と追い込んで行くが、シスター・リリスは粘りに粘って試合は長期戦の様相。息切れし始めたシーキングザ・パールに16分過ぎ、シスター・リリスはドロップキック2連発からDDTを浴びせると、最後は変形のノーザンライトスープレックスホールドでなんと、シーキングザ・パールから3カウントを奪ってしまった。
 試合後、シスター・リリスは「ふっふふふふふ……シーキングザ・パールとて我が暗黒の神の元に跪くのだ……我が偉大なるリリスの神にそのにえを捧げます」と、いつものパフォーマンスを記者団に披露していた。

第6試合 タッグマッチ(45分1本勝負)
●ルナ・アルパナ(8分12秒体固め)ネグラ・ティグレータ
 チョチョカラス(アルカポネラリアート)ウルティモ・ラドローナ○

チョチョカラスのダイビングボディプレスからの押さえ込みをカウント2.9でかろうじて跳ね返したネグラ・ティグレータが直後にリンピア2人にダブルラリアート! それを受けてウルティモ・ラドローナがさらにルナ・アルパナに背中からラリアートをぶち込んでフォール、力任せに勝利をもぎ取った。

第7試合 30分1本勝負
○チェルシー羽田(12分38秒体固め・エンジェルフィッシュ)テディキャット堀●

久々に見るこのふたりのシングル対決。すっかり超の付くベテランとなっているチェルシー羽田だが、このところようやく体調が戻ってきたのか、今日は軽快な動きでテディキャット堀と空中戦を展開、最後はミサイルキックからフィッシャーマンズスープレックスを浴びせてジ・エンド。
 試合後、記者団に対してチェルシー羽田は「堀先輩とは久しぶりですよね。前の対戦? いつだったっけ」と苦笑い。また、テディキャット堀は「羽田ちゃん、やっぱり衰えてきたかなぁ……」と、自分のことを棚に上げて相手を心配していた。

メインエベント『IWWF世界ジュニアヘビー級タッグ』(時間無制限1本勝負)
○コニー・ゲリファルテ(14分57秒体固め)NANA
 マルガリータ・ゲレーロ(ムーンサルトプレス)楠梢●
(コニー/マルガリータ組は2回目の防衛に成功)

日本の『PWP』から参戦してきたNANAと楠梢のタッグチーム。コンビネーションは取れているはずのふたりだが、王者組はその分解を狙ってきた。
 前半は小競り合いに終始しながら8分過ぎからヒートアップ。NANAのお盆スマッシュからお盆パス(ドロップキック)が炸裂してマルガリータ・ゲレーロをフォール、これはコニー・ゲリファルテがカットに入ると、同じく乱入してきた楠梢の掌底、大車輪キックを食らって今度はコニー・ゲリファルテがダウン。
 ところが、楠梢がコニー・ゲリファルテを後ろ手で抱えて動きを止め、NANAが大振りの強烈なお盆スマッシュを放り込もうとしたときだった。死んだふりをしていたコニー・ゲリファルテがジャンプして楠梢の後ろに回り込み、なんとNANAのお盆スマッシュが楠梢に誤射、さらにバックドロップを放り込む。すかさずマルガリータ・ゲレーロはNANAにドロップキックを浴びせて場外に落ち、その間に、コニー・ゲリファルテはプレス技で楠梢をフォール、あざやかに3カウントを奪ってしまった。
 試合後、マルガリータ・ゲレーロは「んん、いい試合だったね。でも、あのふたりにはまだまだ負けられないですからね」と、汗を拭きながら記者団語っていた。また、コニー・ゲリファルテは「今年の最終戦を勝てて良かったね。来年はシングルチャンピオンベルトも取りたいわ」と意欲を示していた。
(担当記者:湯浅健一)