★★★TMLL4月『GUERRA DE LUCHA LIBRE』シリーズ★★★
◇4月11日(水):バハ・カリフォルニア州ラ・パス「アレナ・ラ・パス」:試合開始午後6時

第1試合 15分1本勝負
○カレン・ファレス(7分19秒片エビ固め・ミサイルキック)藤田さつき●

 真女の藤田さつきは空中戦に持ち込み、壮絶なドロップキックの嵐に観衆も沸いたが、最後はカレン・ファレスが意地を見せてコーナーポストからのミサイルキックを放り込みジ・エンド。

第2試合 タッグマッチ(30分1本勝負)
○レベッカ・レオン(12分24秒体固め)ジェニー・サモアン
 プリシラ・トーレス( ミサイルキック)ゼロ・ファイター●

 難敵のジェニー・サモアンに対して、レベッカ・レオンとプリシラ・トーレスがあいつでの場外トペ弾で粉砕。最後はゼロ・ファイターにラリアートからミサイルキックでレベッカ・レオンがルーダ組に完全勝利。

第3試合 20分1本勝負
○相川ユリ(10分25秒片エビ固め・垂直落下式バックドロップ)ケンドー小太刀●

 ケンドー小太刀は序盤からグーパンチ、ローキック、掌底、コンビネーションキックと打撃戦で流れを掴む。相川ユリはこの苦手な流れを7分過ぎに繰り出したコーナーからのニードロップで突破口を開き、ボディスラム3連発からバックドロップをえげつなく決めてジ・エンド。TMLLマットでの初勝利となった。
 試合後、記者団に対して相川ユリは「ドラゴンスリーパーで仕留められなかったのは残念だけどね。ま、素直に喜んでおこうかな。とりあえず、言いたいこと言ってくれたヤツに貸しを返さないとね。気分悪いじゃん」と答え、先週のサミィ・ブラッドショーとウルティモ・ラドローナの発言にやり返していた。

第4試合 タッグマッチ(30分1本勝負)
 デスピナ・リブレ(13分46秒体固め)ネグラ・ティグレータ
●エル・トパシオ(   マフィアキック)ウルティモ・ラドローナ○

 試合は前半、リンピアがわが押していたが、9分過ぎに飛び出したデスピナ・リブレのトペ・レベルサをネグラ・ティグレータがなんとフロント・スープレックスで切り返すという荒技で返し、デスピナ・リブレが流血。ここからルーダ・ペアが盛り返してエル・トパシオを集中攻撃、最後はウルティモ・ラドローナが蹴りぬくようなえげつないカウンターキックで試合を決めた。

第5試合 30分1本勝負
●エム・サンド(12分40秒・アルゼンチンバックブリーカー)エル・ドレック○

 エム・サンドが短期決戦を狙って前半からスパート、バックドロップからムーンサルトプレスで押さえ込んだがカウント2.5で返され、なおもウラカン・ラナで丸め込むがこれもカウント2.8。疲れの見え始めた9分過ぎからエル・ドレックがノーザンライトスープレックス、DDT、ミサイルキックと叩き込み、最後はアルゼンチンバックブリーカーに担ぎ上げてエム・サンドがらギブアップを奪った。
 数年前は互角に戦っていたこのふたりだが、エム・サンドの力の衰えは、もはや隠せないところまで来たのかも知れない。

第6試合 タッグマッチ(45分1本勝負)
○チョチョカラス(10分32秒体固め)サミィ・ブラッドショー
 KUMA(       ミサイルキック)山上あかね●

 試合開始前、リング上に山上あかねはサイン色紙とサインペンを持ち込んで、チョチョカラスにサインを求める。快く応じたチョチョカラスからサインを受け取った山上あかねは嬉しそうにそれをセコンドの藤田さつきに預けると、お礼の握手をチョチョカラスとガッチリかわして……いきなりのエルボー!
 この奇襲からルーダ側が大暴れ。7分過ぎにはサミィ・ブラッドショーのエースクラッシャーが決まってKUMAをフォールしたが、チョチョカラスはかろうじてこれをカット。さらにサミィ・ブラッドショーにドロップキックを見舞い、場外へたたき落とすと、KUMAがそのサミィにトペ・コンヒーロを見舞う。これで流れを掴んだリンピア側は、チョチョカラスが山上あかねのスーパーストライクとドラゴンスクリューで切り返したあと、DDT、バックドロップを浴びせて、なおも立ち上がる山上あかねに最後はミサイルキックでとどめ。

メインエベント 60分1本勝負
●ラ・ペルフェクタ(16分39秒体固め・パワーボム)ザ・スパイク○

 ドロップキックにボディスラムと小技で展開していた試合は、お互いに観衆にアピールしながらの試合。8分過ぎから菊池理宇がレッグラリアートを繰り出して試合は一気にスパート。ザ・スパイクは13分過ぎ、菊池理宇の逆エビ固めをロープエスケープで逃れた直後に、カウンター気味のラリアートを放り込んだあと、ドロップキックからパワースラムでフォール。これをカウント2.5で菊池理宇が返すと、さらに垂直落下式DDTからパワーボムで粉砕。アメリカンパワーを見せつけた。

              (この項、初島純一)