★★★4月/5月『NAVIGATION FOR PROGRESS』シリーズ★★★
4月 1日(日):奈良中央体育館:試合開始午後6時:観衆3277人(超満員札止め)

第1試合 15分1本勝負
○岡嶋千尋(8分19秒・千尋ロック)服部プチ子●

 真女の岡嶋千尋の登場に、旧淀女の千尋ファンが大声援を送っていた。試合開始前、握手のかわりに岡嶋千尋の胸を叩いた服部プチ子は、つまらなそうな表情(胸が大きいせい?)。
 試合は、服部プチ子が東福寺まるちに教えてもらったという国電パンチで岡嶋千尋をカウント2.8まで追いつめたが、最後は岡嶋千尋のサソリ固めでギブアップ。

第2試合『うさだVSでじこ』(20分1本勝負)
○富沢レイ(6分24秒・うさだ固め)イチカラットASAMI●

 『デ○キャ○ット』のうさだの格好で登場の富沢レイに対して、「うさだには負けないにょ!」と大張り切りのイチカラットASAMI。お得意のダイヤモンドストライクの3連発をかわしたうさだこと富沢レイは、掟破りの頭飾りのサイコロを投げつける逆襲で、リング上を巨大ダイヤモンドと巨大ダイスが飛び交う訳の分からない展開。
 結局、富沢レイがイチカラットASAMIにサソリ固めを極めてジ・エンド。

第3試合 6人タッグマッチ(30分1本勝負)
 マルガリータ・ゲレーロ(  11分58秒)グラン陽子
△コニー・ゲリファルテ(両者リングアウト)バーニング平△
 KUMA(                    )鳥嶋くるみ

 TMLLの3選手VS『B2K』の対戦となったこの試合、マルガリータ・ゲレーロがグラン陽子のハリセンを奪って逆襲したところから6選手入り乱れての場外乱闘に発展。最後までリングに残っていたバーニング平がKUMAともつれ合うようにリングサイドに転がり落ちて、場外カウントが開始、ついにそのまま引き分けとなった。
 試合後、鳥嶋くるみは「今度当たったら決着付けたいです、がんばりますよ~!」と珍しく記者団にアピール。

第4試合 20分1本勝負
○ランガ綾木(8分18秒・卍固め)島津姫久●

 このふたり、手が合うのか合わないのかよくわからない? 静かにかつ冷静に闘うランガ綾木に、のほほんとしてつかみ所のない島津姫久の試合は、シュミット式バックブリーカーからのフォールをカウント2.5で跳ね返したランガ綾木が、延髄斬りから卍固めを極めてギブアップをもぎ取った。

第5試合 タッグマッチ(30分1本勝負)
 桜木雪乃(                  8分48秒)エンフェルメラ蘭々
○ソニア稲垣(ダブルアームスープレックスホールド)シスター・リリス●

 エンフェルメラ蘭々とシスター・リリスのタッグというのはあまり記者も記憶がないくらい珍しい。そのせいかもしれないが、コンビネーションは今ひとつ。
 試合は、桜木雪乃とエンフェルメラ蘭々が場外エプロンサイドで投げの打ち合いを演じている間に、ソニア稲垣がシスター・リリスにスープレックスを見舞ってジ・エンド。

第6試合『エンジェリックレイヤー・島津七瀬試練の3番勝負』(30分1本勝負)
○ドリア・アスラフィル(7分46秒体固め・パワースラム)島津七瀬●

 WWRPからやって来た元NWWA・USヘビー級王者ドリア・アスラフィル。その188?、83?の堂々たる体格と風格はまさにアメリカン。
 試合は、当たって砕けろの精神で島津七瀬が最初からスパート。スープレックス合戦に持ち込み、だるま式ジャーマンスープレックスホールドでカウント2.5まで追い込んだ島津七瀬だったが、最後はドリア・アスラフィルの投げ捨てパワーボムからパワースラムでジ・エンド。

 試合後、島津七瀬は「強いです……せめて、(ドリア・アスラフィルの)決め技のパイルドライバーを使わせたかったんですが。まだまだ舐められていますね」と苦笑い。一方、ドリア・アスラフィルは「良い肩ならしだったね」と一言だけ述べて、デューク・フレアース関連の話が記者団から出る前に控え室に引き上げた。

第7試合 タッグマッチ(45分1本勝負)
 マイティ祐希子(14分44秒片エビ固め)結城千種●
○ボンバー来島(   ナパームラリアート)キューティ金井

 お互いに小刻みなタッチワークで試合は展開していったが、結城千種にねらいを絞った『TWENTY-ONE』側の作戦にはまって、最後はダブルインパクトから強烈なラリアートを放り込んで、ボンバー来島が結城千種をフォール。カットに入ったキューティ金井をマイティ祐希子がエルボーで防いでジ・エンド。
 試合後、ボンバー来島は「見たか! 4冠王を粉砕したぜ! ダイエーもあたしも絶好調!!」と、TVカメラに向かってアピールしていた。

メインエベント『三冠ジュニアヘビー級シングル選手権』(時間無制限1本勝負)
○藤島瞳(25分11秒体固め・浴びせ蹴り)天山りみ●
        (藤島瞳が2回目の防衛に成功)

 真女の天山りみが登場。「ジュニアヘビーのベルトを取るのはこれが最後のチャンスと思っています。全力で行くだけです」と試合前に語っていた天山りみ。だが、藤島瞳も「防衛したら次はルナ・マリーナよね? 彼女とはベルトを掛けて闘いたいから、ここもあたしに勝たせて貰うわよ!」と闘志満々。

 試合は、藤島瞳がフライングニールキックやミサイルキックなど飛び技主体で来れば、天山りみはラリアート、パワーボムなどパワー技で痛めつける。一進一退の攻防で力を出し尽くしたふたりはバテバテで、最後は気力で繰り出した藤島瞳の浴びせ蹴りが決まってようやく長い戦いの終止符が打たれた。

 試合後、藤島瞳は「ルナ! この3本のベルトを賭けてあたしと勝負よ!」と、ぜいぜいと息を弾ませながらTVカメラに向かって吼えていた。
 それにしても、天山りみは、あとひとつというところでベルトに届かないことが多い。今日もその勝負弱さが出た試合と言えるかも知れない。

             (この項、広沢支部)