★★★TMLL3月『GUERRA DE LUCHA LIBRE』シリーズ★★★
◇3月14日(水):バハ・カリフォルニア州ラ・パス「アレナ・ラ・パス」:試合開始午後6時

第1試合 6人タッグマッチ(20分1本勝負)
 ミリア・メアーズ(12分44秒)ビシャス・ブラック●
○KUMA(        体固め)ビシャス・ホワイト
 ラ・アマティスタ(ペディグリー)ゼロ・ファイター

 ゼロ・ファイターは入場時、シュトローム乙姫から奪い返してきたTMLLライト級シングルベルトを掲げて観衆にアピールしながらの入場。だが、これが気に障ったのか、ビシャス・シスターズがゼロ・ファイターとのコンビネーションにギクシャクした動き。これを、リンピアトリオが上手く突いて分断に成功、最後はKUMAがダブルアーム式フェイスバスターをビシャス・ブラックに決めてジ・エンド。

第2試合 20分1本勝負
○チョチョカラス(9分08秒体固め・フライングクロスチョップ)ウルティモ・ラドローナ●

 ゴングと同時に激しい攻防が展開、6分過ぎには早くもウルティモ・ラドローナがアルカポネラリアートを炸裂させてフォールに行ったが、これをチョチョカラスはカウント2.5で跳ね返す。逆に、8分過ぎからチョチョカラスのムーンサルトプレス、さらにフライングクロスチョップが飛び出してジ・エンド。
 だが、試合後のウルティモ・ラドローナは「まあ、今日はチョチョカラスに花を持たせたから。じゃ、これで」と記者会見を簡単に切り上げて控え室へ引き上げた。何か試合以外で嬉しいことでもあったのか???

第3試合『ハンディキャップマッチ2対1』(20分1本勝負)
 エル・トパシオ(11分02秒片エビ固め)ジェニー・サモアン○
●カレン・ファレス(パワースラム)

 2対1とあって、さすがのジェニー・サモアンも大苦戦。だが、10分過ぎにエル・トパシオがジェニー・サモアンのラリアートで場外へ転落、このチャンスに、カレン・ファレスをDDTからパワースラムで葬り去ってジ・エンド。
 試合後「もう、こういうのは御免被りたいよね」と、ジェニー・サモアンは本当に疲れた様子。しかし、さすがと云うところだろうか?

第4試合 タッグマッチ(30分1本勝負)
●デスピナ・リブレ(   13分07秒体固め)サミィ・ブラッドショー○
 エム・サンド(プリティコケテッシュボンバー)レベッカ・レオン

 サミィ・ブラッドショーはデスピナ・リブレのダイビングボディプレスをかわして自爆させ、そこからバックドロップ、エースクラッシャーと畳みかけて最後はえげつないフットスタンプでデスピナ・リブレをフォール、カットに入ったエム・サンドはレベッカ・レオンのドロップキックが防いでジ・エンド。
 試合後、デスピナ・リブレは「最近(グラン)陽子の調子がおかしいわね。来月、こちらに呼んで鍛え直してあげようかな?」と、自分の敗戦より海の向こうの弟子(?)の心配をしていた。

第5試合 30分1本勝負
○ラ・ペルフェクタ(15分49秒体固め・レッグラリアート)ネグラ・ティグレータ●

 ラ・ペルフェクタの登場でメヒコファンも大いに沸いたが、「彼女を倒せば箔が付く」と張り切って試合に臨んだネグラ・ティグレータが、押され気味の展開ながら粘りに粘る。だが、菊池理宇は冷静に対処し、4度目のレッグラリアートをジャストミート、ようやく3カウントを奪った。
 試合後、ネグラ・ティグレータは「やはり強い。しかし、勝てない相手じゃない。次は、黒虎の名に賭けて、血祭りだ!」と、ラ・ペルフェクタの打倒を宣言していた。

メインエベント タッグマッチ(60分1本勝負)
○アニー・ビーチ(  16分24秒体固め)エル・ドレック
 ルナ・アルパナ(フライングニールキック)ケンドー小太刀●

 先週は、レベッカ・レオンとのシングルで思わぬ苦杯をなめたアニー・ビーチが積極的なレスリングを展開、ルナ・アルパナの絶妙なアシストを受けて、合体のドロップキックでエル・ドレックを場外に叩き出すと、ルナ・アルパナがエル・ドレックにトペ・レベルサを決めている間に、ケンドー小太刀にラリアートからフライングニールキックでフォール、アニー・ビーチが3カウントを奪った。
 試合後、日本での3月20日に行われるTMLLヘビー級シングル選手権についてコメントを求められたエル・ドレックは「ゼロ・ファイターにあやかってわたしも勝ってみせるさ。TMLLのルーダの実力を見せつけるチャンスだからね。豊多摩奈美は確かに強敵だが、決して倒せない相手ではない!」と、記者団を前に力強く勝利宣言していた。

               (この項、初島純一)