こんにちは。


先週1週間は東京に出張だったため、更新が出来ませんでした。。。


台風で水~木曜日はすごく寒かったんですが、その後はウソみたいな

晴天でしたサン太郎


さて、以前からずっと行きたかった

JAL安全啓発センターに行って参りましたニコ


私はJALに勤める友人にお願いしていたのですが、

一般の方も予約さえすれば入場できるそうです。


なぜ私がこの施設に興味があったのか、理由はいろいろあるのですが、

以前付き合った彼が幼い頃、1日前の123便に乗った経験があり、

それをきっかけに30歳を超えた今でも、飛行機恐怖症だったからです。


ワールドカップの際にクライアントのエスコートに任命された際も

「飛行機がイヤ」という理由だけで断ろうかと真剣に考えていました汗


私は実際この事故のことは何も知りません。

沈まぬ太陽を読んでも、ネットで調べても、実際は

何がどうなっていたのか少しでも知れたら・・・、

そんな気持ちで行ってきました。


行った感想は・・・、「二度とこんな事故は起こしてもらいたくない」です。


「整備不良」そんな言葉で片付けてはならない事故ですよね。

今回行って良かったと思う点は、事故が起こった原因であろう点と

それを受けての対策がわかったことです。


羽田空港から伊丹空港へのフライトで着陸しようとした際、

走路に機体尾部を接触させるしりもち事故を起こし、

機体尾部にある圧力隔壁を破損。

この事故での圧力隔壁のボーイング社における修理ミスが

JAL123便墜落事故の引き金になったとされています。


圧力隔壁の破損によって4系統すべての作動油が流出し、

3舵全てが操作不能になったことが原因でこんなに悲惨な事故に

至ったわけですが、この事故から4系統の作動油を分散させ、

どの翼に異常が起こっても操作不能にならない様にしたり、

整備士を機材毎の担当制にし、修理箇所の経過を確認する等の

対策が練られていることを知ることができました。


私の友人はCAをしていますが、この事故をきちんと受け止めた上で

JALに入社することを選びました。

彼女自身、ここに来る事は4度目だったようですが、

会社に要請される以外にも訪れて、自分たちの使命を確認している

とのことです。


尾翼のほとんどが失われた後も30分くらい飛行を続けていた123便。

(続けれたと言った方が正しいかもしれません)


なぜ横田基地からの救助を日本は依頼しなかったのか。

少なくとも墜落場所の特定は米軍の方が早かったと何かで見ました。

実際に生存者の証言でも墜落後、飛行機が近付いてきたという

証言があります。

なぜ?


機長の高濱さんは、最悪の事態を考え、名古屋空港ではなく

緊急の際にも受入れ先が多い羽田空港を選びました。

一人でも多くの乗客を助けたい、そんな機長の想いを感じます。


とても尊い命を多く失った事故ですから、風化させずに

私たち利用者もいなくてはならないですね。


今月沈まぬ太陽が全国一斉ロードショーですが、必ず見に行こうと

思います!


皆さんも機会があればこの安全啓発センターに行かれてみては?