生きる姿勢人それぞれ | 海辺の小さな町から

生きる姿勢人それぞれ

一昨日の太極拳のクラスにCさんが来ていた。
ウェルカムバックだわー。

ちょうど私が5月の初めにキャンベラ旅行から戻ってきた時に
みながCさんの話をしていた。

どうも乳がんのがん細胞がまだ残っているらしく
手術しなければならないというような話だった。
私は最初の検査の話すら知らなかったので初め要を得なかったが
みなが驚いてるのは彼女のポジティブな姿勢だった。

もう一度チェックを受けたその翌々日だかに
メルボルンに飛び、結婚式に出席したあと
予定されていたヨーロッパ旅行決行。

自分だったら行く気になれるかしら?って。



海辺の小さな町から-ハイビスカス



しばらくして旅行から戻ってきたCさんが言うには
「もうほとんどとってあって少し残っているだけだから
 旅行が影響することはなかったのよ」、って。

で、結婚式に集まった親戚仲間みなで
映画The Bucket List(「最高の人生の見つけ方」)をもじって
旅行の中で実行するリストを作り上げ
旅行をより楽しいものにしてきたらしい。
もともと予定していたクロアチアのクルーズは最高だったそうだし。

ちなみに彼女は昨年はカラハリ砂漠に行っている。



手術前には
「ぼーっとしておくことができないので
 今家の中を整理してきれいにしているの。
 手術後、家で安静にしてなくちゃいけない時に
 気になって窓や本だなの掃除とかし始めそうだから。」

「私はナーンにもしないでいるの得意ですよ。
 まーったく大丈夫。」と私が言うと
「教えてよ」って。



海辺の小さな町から-ハイビスカス



昨日は片方の乳房摘出してから初めてのクラス参加。
最近の再建手術は進んでいるらしく
縫合のあとはあるもののほとんどわからないとのこと。
(ただし誰にかかってもってわけじゃないっていう*マーク付き)

「60代の私に「まだ若いんだから再建した方がいい」って言うのよ。
 前と全く同じように作ってくれたわ。
 ただね、太ったらどうなるの?ってきいたら
 それは困りますって」


ニコニコ話すCさんをみてると
こんな風にポジティブな姿勢の人って本当にいいなあと思う。

イライラクヨクヨ過ごしても
ニコニコ過ごしても
自分の一生という限られた時間を
同じように時は刻んでいくんだものね。

ハー



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