英と米で関税について合意している現状があります。

 

貿易についてですが米は対英黒字国です。

関税はゼロでも良いと思いますがゼロにはなっていないのが現実です。

この前提を考慮して考える必要性があるのではないでしょうか?

中国に対してトランプ氏は80%の関税が妥当だとしていますが決めるのはベッセントだとも発言しています。以前の145%からトランプ発言による80%への期待感がある流れから株価が上がる傾向になっていると考えられています。

 

ですが米は対中赤字国です。

以前は145%になる可能性がありましたが今は凍結されて他国と米は関税を使って国債を買ってくれと関税の交渉を餌に使って脅し借り換えを推し進めている現状は理解しておくべきだと思います。そしてそこから80%だと発言し期待が市場へ広がって株価が上がっていますが安心するのは時期尚早だと僕は考えています。

 

悪い流れが起きる可能性が高いと考えておくべきではないでしょうか?

日本も以前は国債を売ると脅していましたが結局は売る事は考えていないとして買う約束をしたと考えらます。

その後も石破は強気の姿勢を示しています。米への対抗を示しているとも捉えられても仕方がないと思います。

 

米の関税政策は世界に対してある意味では喧嘩を売っている政策だと捉えかねません。

米とEUは対立構造になる可能性を考えておくべきです。

カナダは対抗姿勢を示しています。

新たに首相になった方は英米で中央銀行の総裁を歴任された方ですからその姿勢は続くと考えられます。カナダは英の意向を受けて動いていると考えるべきです。(確か英国王はカナダに住む権利を持っていたはずです。)

 

そして米中で関税を暫定的に110%へと引き下げる事で合意したので株価はさらに上昇していますが3ヶ月の暫定的な措置ですからまだまだどうなるかわかりません。


今の流れは続くと考えるのではなく急展開で流れが変わる可能性を考えて相場から一時的に逃げる事を念頭に置いて対応するべきであり暴落した時に訪れるチャンスが来るのを待つべきだと思います。


今の上昇と実体経済の状況を考えて下さい。

もう米の労働者は経済状況が悪化していく可能性を考慮して支出を抑える方向で動いている方は増えているみたいです。いつ解雇されるかと考え始めているのと経済状況が悪化しているにも関わらずインフレの影響も続く可能性があるのでスタグフレーションに陥いる可能性があり得ると考えている方は増えているみたいです。


今の上げを信じて買って放置すると手痛い失敗につながる可能性がある事を考えて対応した方が賢明だと思います。

ドル円は147円を超えるあたりまでだと考えています。