今の世界である意味では一番問題を抱えている通貨が基軸通貨である米ドルだと思います。リーマンショック直後から今現在の米ドルの流通量は約3倍に増え続けています。そして今なお米国は国債を刷り続けていますがそれが限界になりつつあると考えられます。そこへ目を付けたBRICs+中東の産油国が原油価格の決定権を米と争う事で米ドルの覇権通貨としての地位を切り崩そうと動いているのだと考えられるのが今の戦争だと考えられます。米が中東やその周辺国で戦争をして来たのは原油利権と米ドルの価値を担保するのが最大の目的だったのは間違いがない事実だと考えられます。そして世界中の国々が国債を刷り続けて明らかに世界中で金余りの状況がありその有り余っているお金が市場へ流れているのでその結果として株価を押し上げているのは間違いありません。

 

問題を抱えている米ドルの価値を担保するために戦争をする事で米ドルを買う動きを世界的に作り出し刷り過ぎた米ドルを消費していると考えられます。そして金利を上げる事で米ドルを所有する意味合いを作り出しそうなるように意図して誘導していると考えるとどう思われますか?

そこに加えて日本では新NISAに移行させることで投信や株を買わせたりしていますが結果として米ドルを買うように誘導していると考えられます。本来であればこの制度は日本国内への投資のみを促すように仕向けた方が国への投資を促す事に大きく寄与し国家の発展に貢献でますしその結果として国民にも大いに恩恵のあるより良い制度にできたはずです。それなのになぜ外国株を買えるようにするのかそこに疑問を持つべきです。

 

そこに加えて日本という国家が米国債を買い支える事で今の円安への流れを誘導しその流れが続いていると考えると円高へ振れない事が合理的に納得できる説明だと僕は考えています。

 

今の世界情勢の流れの中でBRICs+中東の産油国の国際的な力が確実に以前と比べ物にならないくらい大きくなってきているのは間違いありません。実際にG7各国の合計のGDPよりBRICs各国の合計GDPの方が上であるという事実があります。当然ですが中国やドバイ等大きな問題を抱えている国家がある事実も見逃してはならない事なので今すぐどうこうといった大きな変化は起きないかもしれませんが確実に世界は米国支配から脱却しようとして動いていると言えます。それがもっとも現れているのが金価格の上昇だと言えます。世界はその方向へ動いていると考えられますしそうなっていくと僕も考えています。その先に何が待ち受けているのかそれがまだまだ見えてこないのですが日本はどうなってしまうのか?沈没か再生か今はその瀬戸際であり重要な局面なんだと考えています。日本人が今の日本の惨状から目を逸らさずに立ち向かうためにも一致団結する時が訪れているのだと僕は思っています。
たぶん今の流れの先にあるのが米ドルの基軸通貨としての地位からの陥落であり覇権国家としての役割の終焉への流れなのだと考えられます。ですがそうならないようにするために日本だけが米ドルを買い支えているとすれば日本人の未来は暗くなると考えられます。だから日本の支配者の方々は売国を続けていると考えれば世界は皆同じ方向へ向けてそれを理解した上で動いているのだと考えられます。日本の国際的地位の低さがこれで証明される事につながると思います。岸田に比べたら安倍氏や菅氏はまだまともな政策も実行できていたと考えればあんな事件が起きた事や政権が短命に終わったのがなぜなのか少しは納得できませんか?