僕が考えていたよりもロシアが厳しくなりそうです。
そして中国が今後どう動くかです。
この懸念点を考えれば
たぶん24,000円割れは確実だと思います。
22,000円で止まるのか?
ですが22,000円を割るような事があれば
かなり厳しくなるかもしれません。
絶対に無理はせずに静観する方が良いと思います。
予想に反して上がった場合には
飛び乗れるように準備は必ずしておきましょう。
それは銘柄選定でこれがかなり重要になると思います。
必ずこれからは資源価格にはより敏感になって下さい。
特に原油は資源の中でもリスクが一番大きいと思います。
まだ上だと思いますが資源価格が高いと言う事は
依存度を減らすためにも産業構造の転換が
急速に進む可能性が高いと思うからです。
後は中東諸国がアメリカに
いつでも従い同調するとも思えません。
ざっくりと一年から二年が勝負所でしょうか?
当初あった露のSWIFT(データ移動)からの除外でしたが
ズベルバンクやガスプロムバンクは対象外であり
原油や天然ガスも除外されていました。
それ以外にも中国を経由する手段もありました。
ここから考えられるのは骨抜きである事から
正直、破綻するほどではないと思いましたが
ここに来て米が露を
ドル決済から除外する動きをしています。
(コルレス業務(実際の送金)は日本は三菱UFJ銀行、
ユーロはドイツ銀行、アメリカはモルガンが主に対応します。)
ロシアからの原油や天然ガス、石炭等を米、英、カナダは
輸入を禁止しました。
ヨーロッパがどう動くかになりますが同調しています。
日本もそうせざるを得なくなります。
露はこうなると破綻の可能性が非常に高くなります。
戦費は確実に資源価格の高騰で賄っているはずですから
戦争の長期化はプーチンさんの負けを
意識する必要性も高くなると思います。
中国もロシアへあまり露骨に手助けをすると
制裁される可能性が出て来ますので
そこを考えてどう動くかになります。
露の破綻が先かキエフを落とす事が先かの情勢だとすれば
原発のニュースが再度出て来る可能性も考えられる事から
今は買い向かうべきではないと思います。
(ゼレンスキーさんの拘束が一番効果的だと思います。)
露の破綻か大きな原発問題のニュース速報が出れば
急落の可能性があります。
そして一番考えたくないシナリオは中国の
台湾への侵攻です。
露が動いたのであるとすれば
今年が一番可能性が高いと思います。
もしあるとすれば米中間選挙あたりを狙うのではないかと
考えています。
これは日本も対岸の火事ではすみません。
そして中国へ依存している国々の多くは
大きな問題を抱える事になりよりインフレは加速し
景気は急速に悪化すると思います。
こうなればより産業構造の転換も進む事が考えられます。
そしてこれが起これば
たぶん習近平政権の終焉を意味する事に
なるのではないかとも思います。
実際にこればかりはどうなるのかは現状では
断言出来ません。
これらの事を考えれば
22,000割れは意識した方が良いとも思っています。
ここで一番必要なのが買い向かう勇気と資金だと思います。
そうなった時のためにも銘柄選別をして
買い向かう準備をしておくのが今する事だと思いますし
最善の準備だと思います。
外れたとして急に相場が切り返した場合でも
飛び乗る場合の事を考えれば
これだと対応は可能ではないかと思います。
ある程度の資金余力は必ず確保しておくべきだと思います。