福山市の韓国語教室

「K-ROOM」

鄭景太です。

 

 

合成母音②

 

前回の合成母音「ㅐ, ㅔ, ㅒ, ㅖ」に引き続き今回は残りの「ㅘ, ㅙ, ㅝ, ㅞ, ㅚ, ㅟ, ㅢ」の母音について見ていきたいと思います。

 

ㅘ, ㅚ, ㅙ, ㅝ, ㅟ, ㅞ

まずは、上記の6つの母音を見ていきます。この6つ母音を覚える時のポイントは「ㅚ」という母音以外は基本的に今までの基本の母音、合成母音の組み合わせで読むということです。

 

・「ㅗ」(オ)+「ㅏ」(ア)→「ㅘ」(オア)

↑「オア」を続けて読むと「ワ」のような音になるのが分かりますよね。なので、「オア」で「ワ」になる感覚で覚えるようにしましょう。もちろん、「와」のような文字を読む時は日本語の五十音にある「ワ」でそのまま読んでいただいても構いません。

 

ただ、この「ㅘ」という母音に「ㅇ」(無音の子音)以外が付いた時の読み方は「オア」の感覚で読んだほうが読みやすいです。

 

例えば、

「과」という文字は「고」(コ)+「ㅏ」(ア)→「コア」を一文字の感覚で一気に読む感覚で読むようにしましょう。

 

他の母音も同じ感覚です。

 

・「ㅝ」

「ㅜ」(ウ)+「ㅓ」(オ)→「ㅝ」(ウォ)

 

「워」→「ウォ」

「뭐」→「무」(ム)+「ㅓ」(オ)=「ムォ」

 

・「ㅟ」

「ㅜ」(ウ)+「ㅣ」(イ)→「ㅟ」(ウィ)

 

「위」→「ウィ」

「귀」→「구」(ク)+「ㅣ」(イ)=「クィ」

 

・「ㅚ」、「ㅙ」、「ㅞ」

こちら3つの母音ですが、すべて日本語として表記するなら「ウェ」になります。

 

「ㅞ」←こちらの母音は日本語の感覚としても一番分かりやすと思いますが、「ㅜ」(ウ)+「ㅔ」(エ)→「ウェ」として読んでください。

 

「ㅙ」←こちらの母音は「ㅗ」(オ)+「ㅐ」(エ)→「オエ」を続けて読んで終音が「ウェ」になる感覚で覚えましょう。

 

「ㅚ」←こちらの母音だけは上記の今までの母音の読み方として読むことはできません。「ㅗ」(オ)+「ㅣ」(イ)→「オイ」となってしまいますが、「オイ」ではなくて「ウェ」で読みますので、合成母音を覚える時に最も気を付けて覚えなくてはなりません。

 

「왜, 외, 웨」このように無音の子音と組み合わさった時には3つとも「ウェ」として読んでいただいて構いません。

 

「돼」→「도」(ト)+「ㅐ」(エ)=「トェ」

「쇄」→「소」(ソ)+「ㅐ」(エ)=「ソエ」

「회」→「호」(ホ)+「ㅣ」(イ)=「ホイ」ではなくて、こちらの読み方は上記の「ㅙ」の読み方と同じく「호」(ホ)+「ㅐ」(エ)=「ホェ」(フェ)で読むようにしましょう。

 

残り一つのこちらの「ㅢ」という母音ですが、こちらの母音には読み方が3つ存在します。

 

①単語の先頭の文字として使われた場合

「으」(ウ)+「ㅣ」(イ)=「ウイ」

この時に気を付けていただきたいのは、「ㅡ」という母音をカタカナの「ウ」として表記はしてますが、実際に発音する時は口を丸くさせず、「イ」を発音する時のように口を横に開いた状態で発音してください。なので、「ㅢ」という母音の「ウイ」の発音をする時は口を横に開いた状態で「ウ」と「イ」を続けて発音してください。「ㅟ」の「ウィ」にならないように気を付けましょう。

 

「의미」(意味)→「ウイミ」

「주의」(注意)→「チュイ」

「나라의」(国の)→「ナラエ」

 

②単語の先頭以外で使われた場合

単語の2文字目以降で使われた場合は「의」と書いてあっても「이」(イ)で読んでください。

 

③助詞「~の」として使われた場合

助詞「~の」は韓国語で表記する場合「의」一文字になりますが、読み方は「에」になります。ただ、韓国語は会話の中でこの「~の」「의」という助詞は省略されることが多いですので、文章等を読むときにだけ気を付けるようにしましょう。

 

この「의」という母音の3通りの読み方の練習になる面白い組み合わせがあるので、そちらの組み合わせを読みながら練習してみてください。

 

「의의의」

ウイ,,

「意義の」

 

最初の二文字「의의」は「意義」という単語なので最初の「의」(ウイ)、二文字目の「의」(イ)で読むので「ウイイ」、三文字目の「의」は助詞「~の」なので「에」(エ)で読むので、三文字一緒に読むと「ウイイエ」になります。

 

合成母音を簡単に説明させていただきましたが、文章だけで説明することはなかなか難しいと感じました。ということはみなさんもテキストなどだけで発音を確認することは難しいと思いますので、自分の発音が正しいのかどうかを教室などに通ってる方は先生に確認をしていただいたり、知り合いに韓国の方がいらっしゃれば確認したりしてみてください。また、当教室では無料体験レッスンを随時募集してますので発音だけでも確認に来られても構いませんのでお気軽にお問合せください。

 

 

右韓国語「合成母音」の発音について①

 

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

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