ギタリストのジェフ・ベックさんが死去。(78歳)
今週水曜日、悲報が音楽ファンの間に流れました。
今から10年前です。
拙ブログで、泣きのギターバタヤンこと田端義夫さんの訃報を書いた時、ジェフ・ベックのお気に入りレコードを紹介していました。
音楽の深みを教えてくれたお二人に、あらためて感謝。当時のブログを再掲載しましょう。
サンタナ、ジミ・ヘンドリックス、ジェフ・ベック、ゲイリー・ムーア・・・
泣きのギターは数々聴いてきましたが、その筆頭にあげたいアルバムは・・・。
ジェフ・ベック
「Blow by Blow」
1975 UK
Epic イギリス・オリジナル盤
アルバムの“CAUSE WE’VE ENDED AS LOVERS”(S・Wonder)いいなあ。
同じく、泣きのギタリストの列に入れたい田端義夫さんが4月25日逝去されました。
故郷の情景が見える泣きのギターは、バタヤンこと田端義夫さんが最高でした。
テイチクレコード
SL‐234~5(LP)
『大利根月夜』
『かえり船』
『玄海ブルース』
『島育ち』
『十九の春』・・・
テイチクレコード
SN1461(ドーナツ盤 45回転EP)
『十九の春』は
沖縄俗謡歌が
もとになっています。
4番の歌詞から
一銭二銭の
葉書さえ
千里万里と
旅をする
同じコザ市に
住みながら
あえぬ吾が身の
せつなさよ
アメリカの占領が終わってまもない1954年(昭和29年)の東京。
田端さんが銀座ヤマハで購入したというアメリカ製ギターは、バンドをしている小学生がお小遣いで立派なギターを購入する今と比べて、とても貴重だったと想像します。
プロになる前の極貧時代には、ギターの形をした板で練習したそうです。
御本人はそれを「イター」と呼んだとか。
50年以上にわたり愛用された傷だらけのギターは、凄みがありました。
あれほど輝いていたギターもそうないでしょう。
中古レコード店「ニイノニーノニ」のご主人から、こだわりの杜BBSに寄せた田端義夫さんの追悼文に対し、返信を頂きました。
投稿者:Duke 投稿日:2013/04/27(Sat)。
田端義夫さんがお亡くなりになったとのこと。ご冥福をお祈りいたします。
音楽はジャンルを問わず人に語りかけてくれます。ジャズがメインの私ですが、昭和の歌謡曲には聴きたくなる曲がたくさんあるのも確かです。歌謡曲をオーディオで聴くとまた違った味わいがあります。