今週、プロ野球史に名前を刻む名投手が2人現役引退をしました。

 

共に甲子園を沸かせ、鳴り物入りでプロ入り。大スターの道を歩みます。平成の怪物・西武の松坂大輔投手と、ハンカチ王子の日ハム斎藤佑樹投手。

生まれてくる子どもに彼らの名前を付けるブームもありました。

 

松坂投手(横浜高時代)は甲子園で春夏連覇(夏の決勝はノーヒットノーラン)。プロ入団後、3年連続最多勝。大リーグ・レッドソックスで活躍中に肩やひじを壊します。ソフトバンクや中日に移籍するも、度重なる故障で本来の投球はできませんでした。

 

斎藤投手(早稲田実業高時代)は2006年夏の甲子園決勝で駒大苫小牧高の田中将大投手(その後楽天→ヤンキース→楽天)と引き分け再試合を熱闘。早大から日ハムに入団。栗山名監督と出逢い、2年後に開幕投手になりますがケガとの戦いが続きました。

 

2人とも、今では考えられない投球数の多さや連投の酷使で肩や腕を痛め、故障が続きました。

 

スポーツで「けがは必要悪」という熱血根性論時代は去り、最新の研究による けがの予防がなされているようです。

 

 

子ども時代を振りかえってみましょう。


学校の体育授業や集団行動で、また教師の長い話を校庭や講堂、体育館で聴くときに「体育座り(体操座り、三角座り)」は当たり前でした。

膝を曲げて座るので、生徒数が多かった学校では多くの人数を囲い込むことが可能だったことと椅子の準備が必要なかったこと。見下ろすので目が行き届いたこと、そして貧血による転倒がないことなどで指導されました。

ところが、ここ最近になって「体育座り」が内臓圧迫に寄る体調の悪化や腰痛の要因になるといって、警鐘を鳴らす研究が多く発表されることとなります。


今現在、「運動中は水を飲まないように」とか「うさぎ跳び1周」なんていう指導者がいたら大問題ですが、「体育座り」はどうなりますやら。

 

管理人が大好きな少女 つる姫

 

体育座りのデメリット


長時間の座骨や尾骨に圧迫、負担に。側弯症の原因になる可能性も。

両膝を曲げて立て、両腕で両膝を抱えた姿勢で座り続けると、肺や胃などの内臓圧迫状態が続き、呼吸が浅くなったり体調が悪くなる。

長時間の体育座りを続けると、背中が丸くなって(猫背)、骨盤が歪み脊髄や腰に負担がかかることが分かったニャ~。

 


つる姫ソフビフィギュア

©土田よしこ/CKI

タイセイCO.,LTD.

 

アニメ「つる姫じゃ~っ!」

©土田よしこ/中央公論社・NTV

(VHS:VPVY-62393)

コレクションから

 

【関連拙ブログ】

 

体育座りの始業式  (ameblo.jp)

(2015/04/06)