長期にわたるマスクの顔かけで、口紅(ルージュ)が売れないと嘆く化粧品メーカー。
口元の緊張感もどこへやら。
ステイホームが長引くのも加えて、顔面の表情筋が退化するそうです。
新春のお慶びの中、旬の早口言葉で表情筋を活性化いたしましょう。
新進少女
シャンソン歌手
新春シャンソンショー
早口言葉の定番中の定番です。
その次に引用される早口言葉は?
広島の宮島に行った時、土産屋のご主人が早口で話してくれました。
「隣(レストラン)の客はよく牡蛎食う客だ」
脱線。話を盛りました。ごめんなさい。
本題にもどります。
「新春シャンソンショー」を口ずさみながら、お気に入りのアナログレコードを並べてみます。
二十代後半、フランス映画からシャンソンにのぼせた時期があり、関連のコンサートやライヴにも行きました。
コクトーの映画にも出演したグレコの
来日ライヴは福岡サンパレスで観ました。
その時のサイン本は宝物です。
少し後悔するのは、銀座7丁目のシャンソン喫茶「銀巴里」に行かなかったこと。1990年の年末に閉店するまで、いこうと思えば行けたのに。
銀巴里の常連客に、先月亡くなられた作詞家のなかにし礼、美輪明宏、三島由紀夫、吉行淳之介、寺山修司、わたしの名前の由来である中原淳一、『火垂るの墓』原作の野坂昭如ら諸氏の顔が浮かびます。
三島由紀夫と丸山明宏、のちの美輪明宏との出逢いは銀巴里の奇蹟です。
銀巴里のスター、瀬間千恵も、福岡のステージ/親不孝通り「洗濯船」の最前列でかぶりつきました。
レコ―ドジャケットにサインをいただいたのは、もう35年も前か。
ジェーン・バーキン ジャパンツアー2003 福岡公演 “アラベスク”
5/28 福岡サンパレス 写真はチケットとカタログ
その4年後、2007年も福岡公演でアンニュイ(物憂い)な歌を聴かせてくれました。
バルバラ最高。
言葉が分からなくても言霊が強烈。
イブ・モンタンと同じくらい熱中したジャック・ブレル。
日本では「行かないで」がヒットしました。
フランス盤と日本盤の音を聴き比べるのも楽しみの一つ。
ジャック・ブレル大全集 全60曲入り
追悼盤 限定№586 バークレーレコード
発売:キングレコード GXF-70~74
ジャック・ブレルの墓は、タヒチ諸島ヒバオア島に眠る画家ゴーギャンの墓のすぐ近くです。
ジャック・ブレルは、ベルギーの首都ブリュッセルで生まれました。
そこの名所、世界一美しい広場と言われるグランパラス近くのショップウィンドウ。
(撮影日:2003/10/31)
シャンタル・ゴヤ
ジャケ買いですが良かったぁ。
オランピアのピアフライブ!
約60年前のライブは語り草です。
レオ・フェレ歌う「悪の華」。
ボードレールの詩ですね。
まだまだ紹介したいアルバムがあります。いずれまた。
撮影・木ノ下淳一
パリ・モンマルトルの丘にある
シャンソン酒場「ラパン・アジル」
1860年からの老舗。たむろしていたのは、
ルノアール、ピカソ、ユトリロ、ヴェルレーヌ、
アポリネール・・・
お隣にブドウ畑が広がっています。
パリのおススメスポット。
【シャンソン関連拙ブログ】
女優の名前はシャーロット (ameblo.jp) (2015/04/14)