『最後の晩餐』 サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 (後半)
建築家ブラマンテによる中庭。そしてカエルたち。
美しい回廊の中庭は静寂そのもの。噴水を囲んだブロンズの蛙4匹が、向き合って水を吐いています。
古池と蛙の組み合わせで連想するのは・・・1600年代後半に詠まれた
「古池や 蛙飛びこむ 水の音」
芭蕉の蛙とは かなり違和感がありますね。
中庭で友達のカメラにポーズをとる女神。
古代ローマの彫刻と錯覚するほどの 存在感でした。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会前の広場
子どもたちはサッカーボールをオモチャ代わりに扱います。可愛い声が、石造りの広場に反響していました。
真正面の建物が旧ドメニコ派修道院の 食堂跡。レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』と書かれた赤い垂れ幕の下が、壁画を鑑賞する入口になっています。
つづく