24日の夜、世界上空を飛行予定のサンタクロース。

 

その件で、日本政府はフィンランド政府に「領空侵犯、不法侵入の恐れあり」と警告・・・  しませんよね。

 

(児童手当の応援ということではフィンランド側に感謝しないと。)

 

おとなり中国も「ここは中国の領空」と強く警告しません。 

 

なぜならサンタの袋の中はメイド・イン・チャイナのクリスマスグッズでいっぱいだからです。

 

 この時期は、ほとんどの国が「クリスマス商戦」に参加。 

 

互いの国益にあうということで「クリスマス休戦」です。(本来の意味は第一次世界大戦におけるドイツ軍とイギリス軍の前線兵士がクリスマスを祝うために一時停戦したこと)

 

ここに近親憎悪的な日中韓それと北朝鮮との間の緊張を和らげるコツがありそうです。


わたしは隠れキノシタンであってもキリスト教徒ではありませんがそういうところは「クリスマス」もいいなぁと思っています。


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クリスマス・コレクションから

サンタの顔はプレスした紙。

髭は綿、手足他はモール。

1950年前後の輸出品です。

 

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球状の飾りは

厚さ1ミリ以下のガラス製

 

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   割れてしまったガラス玉。

敗戦後の外貨獲得を助けた

輸出品でした。

 

クリスマスのイルミネーションに思うこと。


青白いLED照明がそう感じさせるのか、冷たく刺すようなクリスマス電飾が増えてきました。(最近の車のヘッドライトやブレーキランプもそうです。)

 

より強力な刺激を求めて、その分ひとがだんだん不感症になってきているような気がします。

電球色の暖くて柔らかいイルミネーションであってほしい。

 

テーマパークやアミューズメントパークなど民間の「非日常の空間」は別として、公共の駅前や公園をラスベガスのように飾り立てるのも疑問です。

 

(イスラム教徒のひとやイスラム教国の留学生もそこを通ります。彼らはどう感じているのか、その声を聴いてみたい。)

 

煌めく冬の星を犠牲にしていること、星を見えなくしていることを設置担当者は少し考えてほしいな。

 スペインやフランス・イタリアの街で見たクリスマス飾りは質素でありながら、満天星空の下で美しかった。

 

「シャンゼリゼ通りは飾りがハデだけど、どうなの?」 

 

それに対して 「パリはランスではない」 と、お世話になったフランス人が言っていました。

 

キリスト教国は23日ごろから設営し始め、年明けの6日頃まで飾ります。

日本では11月からのクリスマス飾りも珍しくないし、25日で即撤退! しめ縄や門松飾りが待ち構えています。 

 

実に変わり身が早い!

 

でも、これがイタリアにはない「ナポリタン・スパゲッティ」 同様、キリスト教国に無い「和風クリスマス」 なのかなぁ。

 

 あくまでも個人的な感想です。ただ皆が皆、イルミネーションの中を電照菊のように歩いているように思いましたから。

 

聖夜にふさわしい、静寂で精神的に豊かな夜を迎えたいものです。

 

次回に続きます。