KLMオランダ航空は、先ごろ 来年4月から福岡オランダ・アムステルダム間を結ぶ定期便の運航を始めると発表しました。
機材:ボーイング777-200ER、ビジネス35席とエコノミー283席。
運航スケジュール:福岡から月木土の午前10時発アムステルダム午後3時着。
今まで福岡からヨーロッパへ向かうには成田、羽田、関西、大阪そして韓国
仁川インチョン(ソウル)などで乗り継ぎでしたから朗報です。
ピム・ヤコブス・トリオ
『カム・フライ・ウィズ・ミー』
オランダ・ジャズシーンを代表する
ピアノトリオ。
選曲・録音とも最高のレコード。
1982年オランダ録音 フィリップス
写真のLPレコードは日本フォノグラムからの復刻盤。
※ゴッホの胸像(カプセルトイ)と
競技用飛行機はイメージです。
ジャッケット写真を拡大して下さい。演奏者たちの後方にオランダ王室を表す王冠マークとKLMのロゴが付いたジャンボ機「ドナウ号」。
アナログ盤の大きさがジャンボ機の迫力を伝えます。このカラーリングが来春から福岡で楽しめそう。
福岡空港国際ターミナルから当初ブリティッシュ・エアラインが大阪乗り継ぎで飛んでいましたが、すぐ撤退したので今回は頑張ってほしいです。
『カム・フライ・ウィズ・ミー』 レコード表題曲はフランク・シナトラが有名。
トランス・ワールド・エアライン(TWA)とタイアップしたレコード(キャピトル盤)はジャケットにシナトラと彼女の手とTWAプロペラ機がイラストで描かれているので楽しくなります。
世界一周・新婚旅行がテーマになったこのアルバムは、よく海外旅番組の
BGMや映画ドラマのサントラとして使われていますから、誰でも一度は耳に
していることでしょう。
私が初めて乗った国際線は KLM
オランダ航空「モーリス・ラヴェル号」
でした。
機首にバレエ音楽「ボレロ」や「展覧会の絵」の作曲家の名前が付いていたので文化度の高さを感じました。
また客室乗務員の付けていた香水の強さに閉口。機内食は忘れても、そのことは忘れないんですね。
(今だったら、その香りに興奮したかもしれません。当時は経験が少なくて)
羽田を出国、アラスカ経由でアムステルダムのスキポール空港に入国したのは1977年春のことでした。
今夜はアルバムA面に入っている
「AUTUMN LEAVES(落葉)」を
中心に聴きながら額縁整理をします。