素敵な女性ヴォーカリストを紹介します。
エセル・エニス。 くり返し聴きたくなる女性ジャズ・シンガーの一人。
素直で真面目な歌唱、何といっても声そのものが暖かく可愛い、上質な歌手です。

イメージ 1
エセル・エニス
『ララバイズ・フォー・ルーザーズ』  lullabys for losers       jubilee  1955(昭和30)
ファーストアルバム。
初録音が23才。 信じられない
くらいの達者な歌いぶり。
(ハンク・ジョーンズのピアノ伴奏も初々しい。)
この録音から3年後、ベニー・
グッドマンのヨーロッパツアーに参加している実力派です。
上の写真はそのLP盤。 オリジナル盤ではありませんが、スペイン盤で楽しんでいます。イメージ 2 横顔写真が美しいジャケットは最初の発売時デザイン。下の写真左上、文字だけのジャケットは
3度目の発売時デザインです。
 
どちらが洗練されているか一目瞭然。ロングセラーの国産車、回を重ねるごとにヌルッとしたデザインになっていく現象と似ています。
 
エセル・エニスオススメ、あと
2枚。
 『マイ・カインド・オブ・ワルツタイム』   RCA 1965年写真右上)
 
『アイズ・フォー・ユー』 
     RCA 1964年(写真左下)
 
いつどこで聴いても耳が止まる
歌手です。
 
 
 
※アナログレコード・オリジナル盤を聴かせてくれる福岡の中古レコード専門店「ニイノニーノニ」オススメ! ジャズ巡礼の地のひとつです。
今月、長野県白馬「ペンション洗濯船」に全国から会員有志(奇人変人たち)が集合。楽しいレコード談義が繰り広げられる予定です。