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ANN BURTON
BLUE BURTON
 
 
 
 
 
 
 
artone HOLLAND 1967(オリジナル盤)
 
 
アムステルダム出身の女性ジャズ・ヴォーカリスト、アン・バートン(1933-1989)のレコードは広くお勧めしたいアルバムです。
その中でも「ブルーバートン」はレコードの内容はもちろん、ジャケット写真の美しさでも太鼓判。最近よく使われる“フェルメール・ブルー”を背景に、唇の色など、もうたまりません。
オランダの画家フェルメールが描いた『真珠の耳飾りの少女』に対して、若さでは苦しいものの、オシャレ度ではけっして負けていません。
 
アナログレコードのジャケットで見ると、日本盤も丁寧な作りですが、オリジナルのオランダ盤はコーティングも美しく、印刷も活き活きしています。
アナログレコードならではの温もりに、身近にあると、ついつい聴きたくなるアルバムです。
 
「バラード・アンド・バートン」  このアルバムも彼女が歌う“Bang Bang” (バン・バン)なんかは“ジャズはちょっと苦手”という人にも入りやすい曲でしょう。
彼女は暖かい素直な声で気持ちを込めて歌います。
ドリス・デイ、ビリー・ホリディ、アニタ・オデイの声と人間性に影響を受けながらも自分の世界を守った素敵な歌手でした。写真のレコードやCDは、わたしのコレクションからです。
とても好きな歌手だけに同じアルバムを2枚持っていたり・・・職人が道具を一生分買い込むのとはワケがイメージ 2違いますが、一生の友になるのは間違いありません。