ザビエル航海する ゆうべみた夢から
フランシスコ・ザビエルを乗せた船が、日本近海の無人島に乗り上げました。
上陸すると、浜辺で、最近漂着した連中がケンカをしています。
彼らは
亡命中の百済王末裔一族
横浜・長崎に移住する中華料理人グループ
台湾の高級バナナ業者
新弟子検査を受けるモンゴル出身力士たち
ロシアは来日公演予定のサーカス団
日本からは翡翠や金・銀を扱う商人たち
ザビエル 「こんな騒がしい島では 布教が出来ない!」
船の修理をさっさとすませ、ザビエル一行は九州薩摩へと舵をとりました。
桜島がぐんぐん迫ってくると・・・
ザビエル 「あぁ、しまった!先を越された!」
望遠鏡の先には、大名・島津公の家紋 “十文字紋” を染め抜いた大漁旗が、湾内に溢れていました。
ザビエル 後悔する の夢でした。
「聖フランシスコ・ザヴィエル像」
紙本着色
江戸時代 17世紀初期
神戸市立博物館所蔵
Wikipediaより
写真の肖像画は、教科書の肖像で最も落書きされやすい人物の一人です。
ザビエル没後70年ほど経ってから描かれました。 残された銅版画を参考にしたとか。 歴史上の人物は、推測や様式で描かれた場合が多いのです。
ちなみに私、隠れキノシタンの子孫です。
教科書のザビエルだけは 落書きができませんでした。