三越伊勢丹ホールディングスが8日発表した平成25年9月中間連結決算は、営業利益が前年同期比54.7%増の126億円となり20年4月の経営統合後、過去最高とだった。売上高も同4.9%増の6028億円、最終利益は4.2倍の74億円で2期ぶりの増収増益となった。
景況感の改善で伊勢丹新宿店や三越の銀座店、日本橋店と都心店が売り上げ好調。地方店を運営する子会社10社中7社でも前年の売上高を上回った。
通期(2014年3月期)の連結業績は売上高が前年比5.1%増の1兆3千億円、営業利益が同22%増の32億円を見込んでいる。
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