9/22(日)金沢で伝えたい事があります! | CHO-1流

CHO-1流

2000年より沖縄を拠点に全国、そして海外でも音楽イベントを企画している
JACKEROO'S(ジャックルーズ/JKRS)のCHO-1の日常の出来事や仲間の紹介、イベントの告知等を伝えていきます。

$JACKEROO'S LIFE


【シェア希望】


長文だけど、僕と繋がっている皆さんにぜひ最後まで読んでほしい。



《9月22日(日)金沢で伝えようと思う事》


もう6年近く前になるかなぁ。


Not Monochrome というイベントを企画し、
ツアーでまわった事があります。
日本国内だけでなく、マカオでも開催しました。


Not Monochrome(モノクロにならない)


そのツアーの少し前、数年連続でマカオで開催していた「日本音楽祭」
というライブイベント(日本ではTYPHOON CONDITION ONE)の
メインスタッフの一人だったマカオ人の友人が急に倒れ、
あっけなく亡くなってしまった。


あまりに急で、リアリティーが湧かず、でもその年の音楽祭は近づきつつあり。
他のスタッフと話し合った結果、音楽祭は予定通り開催する事になりました。


日本の音楽が大好きで、安室奈美恵が大好きで、マカオに行く度に
彼は車の中で彼女の曲を僕に聴かせてくれました。


最後に話した会話をはっきりと覚えてる。


「今度の安室ちゃんのアルバムはR&B色が強くなって、TKの頃とは全然違うけど、 離れるファンも多いかもしれないけど、僕はこっちの方が好きなんだよね~」

相変わらず冗談ばっかり言って、よく笑ってた。

僕はその年の国内とマカオを含むツアーのタイトルを

「Not Monochrome」に決めた。


どんなに時間が経っても、僕らが共有した時間は色褪せないし、
モノクロームにはならない。
そんな想いを込めたツアーでした。


そんな想いをロックバンドおかんのYOUに話した事があり、

「命の尊さ」

「肉体を離れても、残された者の記憶にある限り、その人は生き続ける。

「現実を受け入れ、生きる事を選択する」


そんなメッセージを届けたいんだよね、と話した。


それから数年後、ふとYOUがツアー中に


「新曲が完成したんですよ。タイトルは...Not Monochromeです。」


YOUの場合は在日コリアンという生い立ちや
沖縄戦がなければ、僕は生まれてこなかったという
彼の現実がそこには描かれてる、


そこに描かれるストーリーという意味では、
直接的にはかぶらないかもしれない。


しかし、

「命の尊さ」

「肉体を離れても、残された者の記憶にある限り、その人は生き続ける。

「現実を受け入れ、生きる事を選択する」

という点では、僕の中で重なった。



そして、島根県在住で沖縄のおばぁの話を聞いた事をきっかけに
沖縄戦の話を語り継ぐ、講演活動を行っている長岡 瞳ちゃんとの出逢い。


僕が戦争や原爆等をテーマにイベントを企画する時の
シリーズ名は

「Last Generation(最後の世代)」

僕らが、戦争体験者から直接話しが聞ける最後の世代。
もうあと20年~30年すると、戦争体験者はいなくなるだろう。
もちろん、新たな戦争が起きない事が前提の話だが。

9/22の金沢で開催されるこのイベントは、
確実に「Last Generation」の要素も含んでいます。




一見、「重たいテーマのイベント?」

って印象を持つかもしれない。

でも、「命」と向き合う事の大切さを伝える

とても重要なイベントだと思っています.。


ロックバンドおかんのYOUの語り、音楽

沖縄戦語り部の長岡 瞳ちゃんの語り

僕のMC

この三者で進行していくイベントです。



石川県の皆さん、だけでなく、
北陸の皆さん、
いや、三連休の中日なので、
全国からでも参加できる方は
ぜひ足を運んでもらいたいと心から思っています!!

スタッフとして告知活動をしてくださってる皆さんも
本当にありがとうございます。

当日、みんなでこの想いを多くの人達とシェアできるように
引き続き、頑張りましょうね!!



以下、詳細です。


皆さん、もし少しでも何か感じてくださったら
シェアや、みなさんの周りの方にお知らせをお願いします!!


最後にfacebookイベントページもありますので、
参加できる方は、「参加予定」にチェックお願いします!





『TYPHOON CONDITION ONE-vol.537
       ~Not Monochrome in KANAZAWA~』


楽園のイメージが強い南国・沖縄。
たった68年前、その島は戦場だった。
多くの人々の血が流れ、命を落とし、
やっと手に入れた当たり前の「日常」

僕らは、沖縄戦体験者から直接話が聞ける
最後の世代(Last Generation)。

戦争体験者のおばあから直接、戦争の話を聞き、
それを伝えている島根出身の長岡 瞳

在日コリアンの血を継ぎ、
沖縄戦がなければ自分は生まれてきてはいないという
圧倒的な現実を受け入れ、音楽を奏で続ける
ロックバンドおかんのギタリストYOU


MCは基地の街 コザ(沖縄市)出身、在住で
語り部の企画を毎年継続して開催している
ジャックルーズのCHO-1


3者の視点から沖縄戦を捉え、
語りと音楽で伝えていきます。


【日】2013年9月22日(日)
【会場】石川県金沢 / メロメロポッチ(近江町市場内)

【MC】CHO-1(from JACKEROO'S)

【Guest】
■YOU(from ロックバンドおかん)

■長岡 瞳
※下記、各プロフィール参照


【イベント内容】

18:00-18:30 OPEN
18:30-18:40 MC CHO-1
18:40-19:40 長岡 瞳 トーク
19:40-19:50 休憩
19:50-20:10 トーク(長岡 瞳、YOU、CHO-1)
20:15-21:00 YOUアコースティックライブ


【開場】18:00 【開演】18:30
【前売】2000円【当日】2500円(共に別途ドリンク代)
 ※中高生以下1000円(当日精算、ドリンク代は必要)

【チケット予約アドレス】jkrs0526@hotmail.co.jp

【主催】JACKEROO'S http://jkrs.jp/


〈プロフィール〉

【長岡 瞳】

島根県松江市生まれ。幼いころから戦争や平和について興味を持ち、本や映画などを見ていた。高校1年生で参加した沖縄戦のスタディーツアーである1人の「おばぁ」と出会ったことがきっかけとなり、戦争を語り継ぐことについて考えはじめる。1年後、再び訪れた沖縄で、自分が戦争を語り継いでいくことを決意。高校3年生のときにはじめての講演をした。
講演履歴
島根、長崎、広島、大阪、奈良、東京など


【YOU】

Rock Band おかん ギタリスト YOU
1982年生まれ。
先天性異常の1つ【口唇口蓋裂】という障害と【在日コリアン】という血を持って生まれる。
11歳の時に両親に連れられて行った大阪城ホールで初めてバンドのLIVEに触れギターを始める。
その後14歳の時に同級生と共に【おかん】というバンドを結成。
17年のバンド活動を経て初期衝動である大阪城ホールでの単独公演での夢を叶えた。
その後、おかんの活動はアジアへと進出。
同年9月には台湾最大の10万人動員のRock Festival【Rock In Taichung Festival】のメインステージへの出演も果たす。

そしておかんの活動と並行して自身の体で伝えたい想いを胸にソロでも活動を始める。
生まれ持った【障害】と【血】。
普通ではない2つのことを抱えた体。
その体で感じてきた人生を断片的に切り取り音楽として奏でることで
多くの人へのメッセージを届けている。
また【同じ障害を持つ子供たちの力になれるように】と顔には口唇口蓋裂の傷跡をそのまま残している。
ありのままの姿でステージで輝きを放つことで、その姿を通して多くの人のコンプレックスやハンディに対するネガティブな想いを和らげることができるようにと願いを込めてステージに立ち続ける。


2009年6月23日、慰霊の日に沖縄の地を訪れた際に初めて戦争に触れる。
戦争の悲惨さ、残酷さ、その事実に触れた時、自身が在日コリアンで生まれたことから【この悲惨な戦争という現実がなければ自分の命は生まれていなかった】という自身のルーツに触れる。
自らの命への疑問や、この現実に触れようともしないで生きてきた自身への憤り、様々な感情があふれだし毎年慰霊の日に合わせて沖縄という地を訪れ4年越しで自身の答えとして【Not Monochrome】という楽曲を書き上げた。




facebookイベントページはこちら
https://www.facebook.com/events/503424743079372/



※フライヤーは沖縄スタッフのヒロ(喜納宏史)が作成してくれました!
ヒロ、ありがとう!