Raining...こんなに別れるのが辛いなら、出会わなければ良かった、と君が泣いたあの夜も確か、こんな雨の夜で。忘れるのと、思い出さないのは、似てるようでちょっと違うから、とワイパー越しに小さくつぶやいた。これからも、僕らは出会いと別れを繰り返し、その狭間で一喜一憂し、少しでも、強く優しくなっていくんだろう。こんな雨の夜は、自分と静かに約束を交わせそうな気がするよ。