6月10日、神奈川県足柄上郡開成町のあじさいの里を訪れた。
私は毎年この時期、ここにやって来る。
ここでは毎年、あじさいまつりが開催されている。
しかし昨年、一昨年とまつりは中止。
今年は3年ぶりに開催された。
私がここを訪れる目的はあじさいであって、まつりが目的ではない。
元々人混みが嫌いなため、まつりが開催されていた時も開催期間の前後や、人々が家路についた夕方を選んで訪れていた。
その方が人を気にせず、ゆっくりとあじさいが鑑賞できる。
とは言っても、まつりが再開されたことは喜ばしいことであり、人々が帰った後でもまつりの雰囲気が残っておりウキウキした気分になる。
今年は訪れた時期がちょうど良かったようで、開花したたくさんのあじさいを楽しむことができた。
仕事が終わってからここに来たので、時刻は18時を過ぎていた。
なので写真が少々暗くなってしまい残念。
こちらは白いあじさいばかりが集まった通り。
時刻が遅いため、まつり開催期間中でも会場内でほとんど人の姿を見ることはなかった。
まつり特有の賑やかさが無いのは残念だが、人混みを避けてこの時間をわざわざ選んでいるのだから、これはやむを得ないことだろう。
それよりも、今年もここに来れたことを喜びたい。
私が一人でここに来るときのルートは毎回決まっている。
この投稿の一番最初の写真の入口から入り、この出口から会場を後にする。
もう少しここにいたかったが、辺りもかなり暗くなったので帰ることにした。
ここに限らず夕刻に名所を訪れる長所は人混みを避けられることだが、短所は長い時間そこにいられないことだろう。
物事なんでもそうなのだが、あれもこれも同時には選べず、何かを優先すれば当然何かが犠牲になる。
これが理解できない人は気の毒である。
私の周りにもたくさんいるが、これらの人たちの言うことは決まっている。
「自分はチャンスに恵まれない」
気持はわかるがそれは違う。
キミが選ばないだけ。
また来年来よう!