私は神奈川県西部の県道歩きをメインテーマにしている。

 

神奈川県西部の県道を歩いていると、切っても切れない関係にあるものが4つ思い浮かぶ。

 

1.酒匂川

 

2.小田急線

 

3.御殿場線

 

4.大雄山線

 

1つは川(地図に名前が載らない小さな川、小川は除く)で、残りの3つは鉄道である。

 

鉄道はテーマとする道が並走したり踏切を渡る場合もあれば、スタート地点やゴール地点からの移動手段という場合もある。

 

 

今回は

ずっと気になっていた大雄山線の駅巡りをしてみた。

大雄山線の駅にはユニークな駅がたくさんあることを以前から知っていた。

 

大雄山線の歴史や車両は、鉄道を趣味とされている皆さんのブログに詳しく、私の出る幕ではないのでここでは詳しく述べない。

 

 

今回

私が紹介するのは、大雄山線の12駅を歩いて巡る事。

 

 

それではユニークな12駅を紹介しましょう。

 

1月4日 9:30

ここは大雄山線の終点である大雄山駅。

駅前の金太郎がこの駅の特徴であろう。

この日は小田急線新松田駅からここまで歩いて来た。

ここで少々休憩後出発する。

 

 

 

大雄山駅を出発して、しばらくは県道74号線を小田原方面に向かって歩く。

 

 

 

狩野の交差点を左折した場所にあるのが、富士フィルム前駅。

企業の名前が駅名になるくらいなので、会社は県道を渡った向かい側にある。

 

 

 

富士フィルム前駅の写真を撮ったらまた県道74号線に戻るが、県道は線路から離れていく。

大雄山線の駅舎は小さなものが多いので、遠くからでは見失ってしまう。

そこで県道74号線からは離れて、線路に向かって狭い道に入る。

 

 

 

ここは和田河原駅。

古い駅舎が多い中で、五百羅漢駅と並んで比較的新しい建物になっている。

駅の上はマンションになっているのかな?

 

 

 

和田河原駅を出たら、また県道74号線に戻り、次の塚原駅をめざす。

塚原駅は県道74号線沿いにあるので見逃すことはないだろう。

 

 

 

ここが塚原駅。

ローカル線の駅と言った風情だ。

 

 

 

塚原駅の次は岩原駅で、岩原駅も県道74号線沿いにあるので見逃す心配は無い。

 

 

 

そして岩原駅に到着。

何となく塚原駅に似た雰囲気だ。

 

 

 

また県道74号線に戻り、相模沼田駅をめざす。

相模沼田駅は以前訪れたことがあり、わかり難い場所にあった記憶があり見逃し注意だ。

 

 

 

見逃すことなく、無事相模沼田駅にたどり着いた。

駅と言うより、お店といった感じの駅舎だ。

大雄山線の駅は全部で12駅なので、ここで半分終わったことになる。

大雄山駅を出発して約1時間が経過した。

 

 

 

相模沼田駅で地図を確認したところ、次の飯田岡駅も県道74号線沿いにあることがわかった。

安心して歩いていたら、見事に見逃し穴部駅の近くまで行ってしまった。

 

戻るの面倒だし今日はここで諦めようか?

 

と思ったが、気を取り直して飯田岡駅まで戻る。

 

 

 

そして見つけた飯田岡駅。

ブロック作りで、まるで可燃物貯蔵庫のような駅舎だ。

 

 

 

また県道74号線に戻り、戻って来た道を穴部駅に向かって再び引き返す。

今回はきちんと下調べせず、スマホの地図を見ながらここまでやって来た。

紙の地図を見慣れている私にとっては、スマホの地図は全体像がよくわからず少々使いづらい。

道を間違えて引き返すという行動は、10km以上を歩くテーマの場合にはダメージが大きい。

 

 

穴部駅や五百羅漢駅は元々場所を知っているため、見逃すことは無い。

ここが穴部駅。

 

 

 

 

穴部駅の先で県道74号線は大雄山線の踏切を渡り五百羅漢駅に向かう。

 

 

 

そしてこちらが五百羅漢駅。

この駅も駅舎の上が住居となっている。

 

 

 

ここで興味深いものを紹介する。

これは五百羅漢駅の入口である。

「GOHYAKURAKAN」ではなく「500 RAKAN」とある。

外国人に「500の羅漢」と理解させたいのであろう。

 

 

 

五百羅漢を過ぎると、線路は大きく右にカーブして小田原方面に向かう。

私は県道74号線から国道255号線に出て井細田駅に向かう。

 

 

 

国道から路地を少し入った所にあるのが井細田駅。

ぼーっと歩いていると見逃してしまう小さな駅である。

 

 

 

また国道255号線にもどり、小田原の街に入る。

 

 

 

小田原の街外れにある緑町駅。

ホームと屋根があるだけの大雄山線12駅の中で最も質素な駅だ。

 

 

 

そして終点の小田原駅。

新幹線や東海道線、小田急線が入る大きな駅だけに大雄山線の駅も広くてきれいだ。

 

 

 

途中飯田岡駅を見逃し戻ったりしていたので、12:30近くになってしまった。

歩いた距離はたいした距離ではなかったが、先にも書いた通り駅見逃し→戻る→また本来のルートに引き返す、という動きはくたびれる。

と言うか心が折れる。

 

身体的にくたびれたと言うより、心理的にくたびれた。

 

帰りに、この辺では有名な「守谷のあんぱん」をお土産に買って帰ろうかと思ったが、お店はシャッターが閉まっていた。

 

残念!

 

 

 

今回は趣向を変えて電車の駅巡りをした。

途中トラブルがあったものの、新鮮で楽しかった。

 

機会があれば御殿場線の駅巡りもしてみたいな。