神奈川県道726号 矢倉沢山北線

 

神奈川県南足柄市矢倉沢の神奈川県道78号線との交点から、足柄上郡山北町山北の国道246号線との交点、樋口橋交差点に至る5km弱の一般県道である。

 

通過する自治体は南足柄市、足柄上郡山北町である。

 

 

 

 

 

2019年12月15日、山北側から矢倉沢に向かってこの県道を歩いた。

 

 

時刻は6:49、ここは樋口橋交差点である。

写真左右に走る道は国道246号線で左が東京方面、右が御殿場方面である。

神奈川県道726号線は正面に見える信号の方向に入って行く。

早朝のためまだ薄暗い。

 

 

 

樋口橋交差点を出発してすぐに、道は足柄橋を渡る。

 

 

 

足柄橋の下を流れる川は酒匂川。

酒匂川は大きな川だが、ここまで上流に来ると川幅も狭い。

 

 

 

足柄橋の右側には山北発電所がある。

発電所の周囲を見てわかることは、この水力発電所はダム方式ではなく、付近の山の高所から水を落下させて発電機を回す方式のようだ。

 

 

 

足柄橋先の風景はこう。

道幅は狭くないのだが、歩道が無い。

 

 

 

この近辺では有名な洒水の滝への入口はここ。

今回は行かないが、一見の価値はあると思う。

 

 

 

洒水の滝入口から道は深い山の中に入って行く。

矢倉沢までは、所々の集落をつなぐ山中の道となる。

 

 

 

やがて道は内山地区に入る。

内山のY字路は右に行く。

 

 

 

内山地区のよく手入れされた花壇。

 

 

 

内川沿いに並ぶ摺手(するて)の集落。

きっと静かな所なのだろう。

 

 

 

道はまた山の中に入る。

矢倉沢の集落まではずっと登り坂が続く。

 

 

 

登り坂がやや緩やかになると、矢倉沢の集落に入る。

背後に見える三角形の山は矢倉岳。

17年前に登ったことがあるが、山頂にはポツンと展望台が建っており誰もいない山頂だった。

眺めは素晴らしかったと記憶している。

 

 

 

 

道沿いの矢倉沢公民館にある矢倉岳の説明板。

矢倉岳誕生までの経緯が詳細に解説されている。

 

 

 

周辺のガイドマップ。

機会があれば歩きたい。

 

 

 

時刻は7:52

ここが今日のゴール地点、矢倉沢の交差点。

左右に走る道は3月に歩いた県道78号線である。

ちょうど向こうの山の背後から太陽が顔を出した。

 

 

 

私は歩くのが速く、平地、軽荷状態で6km/hの速度で歩く。

今回の道は5km足らずの道だったが思いのほか時間がかかってしまった。

樋口橋交差点から矢倉沢までずっと登り道だったことと、私の体調が万全でないことも影響しているだろう。

 

10月頃肩を痛めて、それ以来なかなか治らない。

痛みは消えたが、不快なダルさが付きまとう。

寒いとダルさが余計顕著に感じる。

 

時間は十分にあったので、洒水の滝や矢倉沢周辺も歩く予定だったが残念ながら諦めた。

 

こんな状態なのでしばらくは長距離を歩くことは楽しくないので控えている。

 

早く良くなって色々な所を歩きたいな!