![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190818/22/jkpff799/05/95/j/o1024076814542387191.jpg?caw=800)
七国峠 標高182m
普通、「峠」と言えば尾根の鞍部を乗り越す部分のことを指すが、この七国峠の「峠」は本来の峠の意味ではない。
かもめ文庫 「かながわの峠」によれば、この七国峠の「峠」は峰頭につけられる「ドッケ」がなまったものらしい。
七国峠は神奈川県の平塚市と二宮町、中井町との境界近くにあり、神奈川県道77号線からゴルフ場への入口に続く道を入った所にある。
ゴルフ場の高台が本来の場所だそうだが、現在の場所に移されている。
七国峠の名の通り、昔は相模、甲斐、駿河、伊豆、安房、上総、武蔵の七つの国が見渡せたようだが、現在の場所は西側がゴルフ場の高台が視界を遮り、東側しか展望が望めない。
七国峠からの眺め
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190818/22/jkpff799/dd/e0/j/o3264244814542387201.jpg?caw=800)
平塚八景の一つに指定されているだけに、ここからの眺めはきれいだ。
時折、峠の前を車が走り過ぎるが、この峠の存在を知る人はいるのだろうか?
ここに約1時間滞在したが、訪れる人も無く静かな時間を過ごせた。
昔の峠には長兵衛茶屋があったそうだ。
もちろん今は無く東屋の入口に看板のレプリカを残すのみである。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190818/22/jkpff799/fa/d5/j/o3264244814542387226.jpg?caw=800)