謝謝!JTBこころトリップ「台湾茶と台湾スペシャルコース料理のマリアージュ 」 | 中国&台湾茶 遥かなる銘茶への旅

謝謝!JTBこころトリップ「台湾茶と台湾スペシャルコース料理のマリアージュ 」

先日、JTBこころトリップ「台湾茶と台湾スペシャルコース料理のマリアージュ ~中国茶・台湾茶研究家 今野純子さんが台湾と台湾茶の魅力をご紹介~」のイベントが無事、終了しました。


ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

 

 

イベントは二部制で、第一部はわたしの講義、第二部はイベントのためのスペシャル台湾料理を堪能いただきました。


第一部の講義は台湾茶の歴史散歩、その後、茶師の東方美人茶をご賞味いただいたに、この東方美人茶を作られた茶師を訪ねる製茶の旅といたしました。


台湾茶の歴史散歩は、現在、博士課程後期課程で研究をしています日本統治期における台湾茶の歴史の建築物と、その建物にまつわる茶業関係者について、その背景を含めてご紹介しました。



(写真は全てJTB社様からいただきました。)

台湾茶はウエルカムティーから含めると、計4種類、毎年訪ねています3茶師の台湾茶をご用意しました。


中でも、メインとしたのが、茶師の東方美人茶。


茶師の東方美人茶を淹れ、みなさまに味わって頂きながら、茶師の茶葉に対する想いや日々の暮らしについてまでを画像を使い、紹介させていただきました。


茶師が作る東方美人茶だからこそ、飲んで感じられる東方美人茶が本来持つべき特徴が少しでも感じて頂けていたら、幸いです。


 

茶師を訪ねて、東方美人茶の製茶に携わるようになって15年ほど。


茶葉とはなにか。

 

 

製茶とはなにか。



わたしが台湾茶を飲んで「農作物」として理解することができるようになったのは、茶師、そして、大茶師が作る台湾茶のおかげです。


そして、二人の茶師と一緒に山で暮らす中で、茶葉ということ以上の、生きるということも学ばせて頂いています。


今回、そんな過酷な?山の暮らしから、みなさんが知らない台湾人の暮らしの一部を垣間見てもらい、少しでも台湾を身近に感じてもらえていたら、うれしいです。


第二部は、わたしとホテルレストラン「TRIPLE ONE Singapore & Chinese Cuisine(トリプルワン)」様と一緒に考えた、今回のイベントのためのオリジナル台湾料理を召し上がっていただきました。




台湾料理の代表、魯肉飯(ルーロー飯)や小籠包、客家料理やこの仏跳牆。


どれもあまりの美味しさに、みなさんもわたしも感動!

 

 

この日のために、スペシャル台湾料理を作ってくださいましたレストランのスタッフのみなさま、本当にありがとうございました。

 

 

そして、最後の2つのデザートの時に、茶師が作ったコンテストの桃映紅茶をご賞味いただきました。


このような時期の開催となりましたが、ご参加頂きましたみなさまが、茶師の台湾茶とスペシャル台湾料理で、楽しい時間を過ごしていただけていましたら幸いです。


今回は、わたしにとっても久しぶりの外部講座となりました。


わたしは通常、レッスンと現地での茶の研究のため日本不在も多く、外部講座のお声をかけて頂いてもなかなかできません。


このような状況だからこそ、通常のレッスンではできない、台湾茶業史や製茶研究の側面での講義をさせて頂くことができました。


わたしにとっても皆様と一緒に楽しい時間を過ごして、とてもしあわせな時間でした。


今回、JTB社様がお声かをかけてくださいましたこと、また、当日、安全で、且つスムーズに進行できましたのも、JTB社様のご担当者のみなさま、ホテルのスタッフのみなさまのおかげだと、感謝しております。


なにより、こうして9月、10月と2回ともに無事にイベントが催行できましたのは、ご参加くださった皆様のおかげです。


今回、初級講座の方からXingfufunに所属の生徒さまをはじめ、エッセイ本を読んで台湾茶に興味を持ってくださった方々も参加してくださり、とてもうれしかったです。


本当に、ありがとうございました。


コロナ禍が終わりましたら、是非、台湾へ、そして、台湾茶歴史地図を持って、台湾茶の歴史散歩をしてみてください。


そして、いつか、みなさんが台湾茶歴史散歩に行ったお話を伺えること、楽しみにしております。


謝謝!







             中国茶deチャイナな気分
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