キム・オジュン、TBSの出演料・一回当り200万ウォン…業界最高待遇の3倍



シン・ドンフン記者

チェ・アリ記者


入力2020.10.23 23:13

TBSラジオ時事プロ「キム・オジュンのニュース工場」(以下、ニュース工場)の司会者のキム・オジュンの一回当りの出演料が業界で既存の最高待遇の3倍に近い「一回当り200万ウォン」に及んでいると言う主張が国会科学技術情報放送通信委員会の国会監査で提起された。



国会科学技術放送通信委員会の皇甫承希(ファンボ・スンヒ)議員/国民の力は、23日の放送通信委員会、放送通信審議委員会国政監査で「ニュース工場の司会者がラジオとテレビで同時、放送をする場合、出演料を重複受領し、出演料がラジオ150万ウォン、テレビ50万ウォンと1日200万ウォンであると言う情報提供がある。」とし、「(確認の為に)ソウル市に資料を要請したが、受ける事ができなかった。」と主張した。



ファンボ議員は「ソウル市はキム・オジュン氏が同意せず、資料提出をする事ができないと言っている。」とし、「異議があれば、キム氏は異議申請をし、資料を通して、そうした主張に反論する事ができる。」と述べた。



この日、提起されたキム・オジュンの出演料は国内の一般ラジオの司会者の出演料の3~4倍の水準である。前職が地上波放送の役員は「ラジオ司会者出演料は普通、30万~40万ウォン、最高待遇でも70万ウォン程度。」と伝えた。



ニュース工場が週5で放送される事を考えた場合、キム・オジュンの収入は週当り1000万ウォン、年間5億ウォンである。



本紙の確認要請にTBS関係者は「個人情報であり、出演者らの立場では「営業秘密」なだけに、確認して差し上げる事はできない。」とし、「どの放送社も同じであると思う。」と述べた。



キム・オジュンは2016年9月から「ニュース工場」を進行して来た。



この番組はラジオ聴取率調査で時事および総合部門で一位である。



しかしながら、5月に日本軍慰安婦被害者のイ・ヨンスさんに対する黒幕節を提起し、「注意」を受けるなど、この3年で「警告」2回、「注意」4回なと合わせて6回の法廷制裁を受けた。



また、野党議員より与党所属の政治家らが遥かに多く出演するなど、「政権与党に偏向的な放送をして来た。」と言う指摘を受けて来た。



TBSはニュース工場の他にもキム・オジュンと共に親与性向のポッドキャスト「ナコムス」を進行していたチュ・ジンウが「寝耳に水にチュ・ジンウです。」と言う番組を担っている。



また、TBSテレビ「The Room」のパク・ジヒアナウンサーは「文在寅テレビ」出身である。



このようなTBSは、事実上、ソウル市民の税金によって運営されている。



今年のTBSの総予算は505億ウォンであり、このうち388億ウォンがソウル市の捻出金である。



来年には捻出金が更に増える。



来年の予算案の約540億ウォンのうち、約400億ウォンをソウル市の捻出金によって埋める計画である。



ファンボ議員は「ソウル市民の税金により、運営される機関で常識を逸脱した高額の出演料を誰が許可したのかハッキリするべきである。」とし、「高額出演料には番組を偏向的に進行する対価まで含まれているのではないか?」とも述べた。



https://www.chosun.com/national/2020/10/23/QWAKYSE4LZB3PFXCZEEOF63BBE