「10歳の息子の髪の毛を引っ張り凶器で脅す」母親の令状差し戻し…「補完捜査必要」



ニュース1|入力 2020-08-10 11:02:00

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路上で小学生の息子の髪の毛を掴んで引っ張り、凶器で脅した母親について、警察が申請した拘束令状が差し戻された。



10日、警察によれば、ソウル東部地検は警察が児童福祉法違反容疑を適用し、母親A氏(38)に申請した拘束令状を裁判所に請求しない事に決めた。



検察はA氏の逃走憂慮の部分の補完捜査が必要だと言う立場を示した事が分かった。

これにより警察は再捜査を経て、遅かれ拘束令状を再申請すると言う方針だ。



ソウル江東警察署は4日、児童福祉法違反容疑を受けている母親A氏(38)に拘束令状を申請したと発表した。



警察によれば、A氏は22日午後8時20分頃、ソウル江東区の住宅街で息子B君(10)の頭を掴んで引っ張り、凶器で脅した。



近くの住民が制止し、B君が怪我をする事なく、A氏の犯行は収まった。



警察はA氏に情緒的虐待容疑も追加した。事件が起きる前にも、A氏はB君が嫌がっても、持続的に家の中でタバコを吸うなどの行動で息子を虐待した事が分かった。



また、A氏は過去にも虐待をした前歴があり、警察に「再犯憂慮家庭」として登録されていた事が伝えられた。



当時、警察関係者は「息子に凶器を使用した点が拘束令状を申請するようになった主たる理由」と述べた。



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