顔公開の「ブッタ」ことカン・フン「心からお詫び」…取材陣の質問には沈黙


ユン・ウヨル東亜ドットコム記者/入力2020-04-17 08:22:00

テレグラム「博士ルーム」で運営者のチョ・ジュビンを手伝い、チャットルーム運営および管理に関与した共犯の「ブッタ」ことカン・フンが17日午前、ソウル鍾路警察署から検察に送致されている。


児童性 搾取動画等を制作、流布した「博士ルーム」運営者のチョ・ジュビン(25)の10代の共犯である「ブッタ」ことカン・フン(18)の顔が公開された。


ソウル地方警察庁は17日、児童、青少年性保護法上 猥褻物制作、配布容疑などを受けているカン・フンを検察に送致した。


カン・フンはこの日8時頃、ソウル鍾路警察署1階ロビーに設けられたフォトラインに姿を現した。マクスと帽子を取った状態で顔を下ろしており、顔がハッキリとは見えなかった。


カン・フンは「被害に遭った方々に一言言って下さい。」と取材陣の求めに「すみません。本当に心からお詫び申し上げ、申し訳ありません。」と言った。


「初の未成年者の身元公開な訳ですが、不当に思いますか?」「チョ・ジュビンの指示を受けて、動いたので合っていますか?」等、続く取材陣の質問には何も返答がなく、護送車に乗って行った。


2010年、被疑者の身元情報公開制度が導入されて以降、10代の被疑者が公開されるのは今回が初めてだ。


これに先立って、ソウル地方警察庁は前日の午前、身元公開審議委員会を開催した後、カン・フンについての身元情報を公開する事にした。


現行法上、被疑者が青少年である場合、原則的に身元を公開しない。


しかし、警察は青少年保護法で青少年を「満19歳になる年の1月1日が過ぎた者は除外する。」と言う規定を根拠にカン・フンの身元公開を審議した。


カン・フンはチョ・ジュビンを手伝い、「博士ルーム」参加者を募集し、管理した容疑などを受けている。


特にチョ・ジュビンが、「博士ルーム」の共同運営者として言及した人物のうちの1人である。


ただ、カン・フン側は容疑を概ね認めながらも「博士ルーム」共同運営者についての部分は、事実と違う面があると言う立場を見せている。


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