2022年5月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:584
ナイス数:319
ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~ (メディアワークス文庫)の感想
今回の古書に纏わる特別な相談は、遺品である千冊の蔵書についてのもの。 高校生になる少年が相続するはずだった形見の本を、祖父が全て売り払おうとしているという。 藤沢古本市での出来事を通して真相に迫る様子が興味深い。 登場するのは、映画パンフレット『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』、樋口一葉『通俗書簡文』、夢野久作『ドグラ・マグラ』の3冊。 今回も気になる本たちです。 ビブリア古書堂も11周年。 次の巻では、栞子さんの過去の話も紹介されるとのことなので、とても楽しみです。
読了日:05月05日 著者:三上 延
珈琲店タレーランの事件簿 7 悲しみの底に角砂糖を沈めて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)の感想
日常の謎について女性バリスタが推理する、7編の短編集です。 実際に起こった出来事をもとに創作した「ビブリオバトルの波乱」のほか、恋人、親子、友だち関係などに関するミステリ短編集となっています。 今年はタレーランシリーズ10周年となり、8月に8巻の刊行を予定しているようなので、とても楽しみです。
読了日:05月04日 著者:岡崎 琢磨
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