今回は、平成に誕生(もしくは普及)し、平成の終わりとなった今ではほとんど消滅してしまった「記録メディア」を振り返りたいと思います。
ミニディスク(以下MD)です。このMDは、当初カセットテープと互換のあるDCC(デジタルコンパクトカセット)とともに登場しましたが、MDが優位になりました。
MDは音質的にはCDに劣りましたが、取り扱いが簡単なことと、頭出しや入れ替えなどの編集が容易でしたので、私もカセットテープが劣化しないうちにと、ダビング用にMDデッキを買い求め、カセットからMDにダビングをしてMDが100個近くになりました。
しかし、ダビング後カセットの廃棄を計画していたのですが、先延ばししているうちに、iPODに代表されるメモリー式ポータブル機器に押されてしまいました。MD搭載のラジカセやミニコンポも徐々に姿を消し、今現在(一般的な)新品の機器は入手できなくなりました。
(当時、そう信じていた)「消えゆくカセットテープ」の代替として導入したMDが消えて、カセットテープが売れ続け、最近再び脚光を浴びています。
これは、パソコン用の記録メディアでしたMO(光磁気ディスク)です。
保存信頼性、扱いやすさで導入しましたが、機器が高価だったこと、パソコンと接続にSCSIなどやや難があったことなどで衰退しました。
こちらは、映像録画用のDVD-RAMです。VHSの保存映像のダビング用に導入しました。扱いが簡単でしたが、対応する録画機のメーカーが限られていたことなどから思ったより普及せず、徐々に衰退。対応メーカーも後継機では「カートリッジより中身のディスクを取り出して使用してください」になってしまい、両面ディスクでは取り扱いが困ってしまいます。
平成の終わりととも、姿を消してしまった記録メディア3種を取り上げましたが、この3種に共通する良い点は「ユニバーサルデザイン」であったことです。
手の不自由なかたでも、ディスクに傷を付けることなく機器にセットでき利用できました。DVD-Rのディスクをトレイに載せるのが難しく、盤面に傷を付けていた知人も、カートリッジDVD-RAMは装着も容易で助かっていたそうです。





