スマートフォン(以下スマホ)に押されて、デジカメやパソコンが元気ないです。
例えばWindowsノートパソコンも、かつては各社様々な機種がラインナップされていましたが、今では軽くて薄い「モバイルノート」か、デスクトップ機の代替として使うような「ホームノート」の二極化で、その中間に位置づけられるような製品が、なくなってきました。
これは、私の愛用ノートパソコンで、富士通のSHシリーズというセミモバイルの機種です。
私は先代のMGシリーズより愛用していますが、この機種の特徴は、家でも外でも臨機応変に使える「ユニット交換システム」「指紋認証」が魅力でした。
家に居るときは、DVDドライブユニットを装着し、ソフトウエアのインストールやDVDの映画など観る、音楽CDを聴くといった光学ドライブが使えます。
一方、外に出るときはDVDドライブユニットを取り外して、増設バッテリーユニットに付け替えれば、電源のない屋外での長時間運用が可能です。
さらに、旅行など少しでも軽くしたい場合は、ユニットを外してしまいプラスチックの蓋をつければ、軽量化も可能な設計でした。MGシリーズより搭載されている指紋認証も、便利で安心安全な機能でした。利用シーンに合わせて、スタイルが変わってくれる名機でした。
ところが、富士通がパソコン部門を再編しこのSHシリーズは、2019年で事実上終売となってしまいました。富士通ノートパソコンの中では、日本製ということも、セールスポイントでした。
セミモバイルながら、ホームノートに匹敵するほどの高性能CPU、メモリが自分で増設できる、タッチ対応液晶のモデルもあって、選ぶ楽しみもあったパソコンでした。しかも、故障が少なく長持ちするパソコンで、2012年製のSHも、未だに起動して使用可能です。
超軽量のモバイル、重いけどテンキーなど装備のホームノート、利用目的がはっきりするのは良いと思いますが、このSHのように、融通が利く、もの作りの良さが実感できることも、大切だと思いました。
最近では、スマホアプリでないと利用することができない、クーポンや機能が増えてきていますし、カメラ機能など、スマホはどんどん高性能になってきています。確かに、スマホはとても便利です。その一方でパソコンにはパソコンの、デジカメにはデジカメならではの使い勝手の良さがあることも、確かです。
