幅70センチ程度の小さな扉です。音楽鑑賞がご趣味なので、中はリスニング・ルームになっています。そのため、ドアは遮音性を配慮し鉄製になっています。聞くと、扉の重量は50kg位あるそうです。
見上げると、ねじが4つ。ドアクローザーが付いていた跡のようです。そこで伺いましたら、「竣工時はドアクローザーが付いていたが、とても重くてドア開けるのが辛くて、外してしまった。」と言うのです。
そこで、物差しをお借りし寸法を測りましたら
ねじピッチが210mmありました。元々どこのものが付いていたかわかりませんが、かなり大型のドアクローザーの寸法です。(拙宅の室内ドアにも、ドアクローザー取り付け穴がありますが、178mmです)
ドアクローザーには、ばねの強さによって1番から4番まであります。例えばよくホームセンターで見かけますリョービの取替用ドアクローザーには
S-202P
S-203P
の2機種があり、鉄製の玄関ドアというと、S-203Pを販売される場合があります。
実際、3番(S-203P相当)のドアクローザーが付いたマンション玄関ドアを開けたことがありますが、とても重くて大変だった思い出があります。
この知人宅は、ドアは鉄製でも幅が狭く、しかも室内ドアですから1番で十分だったと思います。もし、3番や4番が付いていたら、私でも外してしまったと思います。
ドア重量だけでドアクローザーを選択すると、このようなこともあり得ます。
この例は新設ですが、交換の場合、機種選定(特に番手)は難しいと実感しました。